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棋譜並べについて ②棋譜の選び方
次回の教室でも、
わかりやすい棋譜を用意して、また基礎的なことを説明しながら並べようと思います。
毎週一つの棋譜を並べていって3カ月位経ったらどうなっているのかとても興味があります。

お家でも棋譜を並べてみたいという子も居たので、
今回は棋譜の選び方について書いてみようと思います。
(私の個人的な考えですので今回も参考程度にしてください)


棋譜集というものがたくさん発売されています。
下は私の持っている棋譜集の一部です。
2013092701





今回は、お金がある程度かかりますが、私がベストと思う棋譜の選び方を書きます。
(最初は、私が毎週教室でお渡しする棋譜だけでも十分だと思いますし、
インターネットで棋譜を無料で探すこともできます。)

初心者や小学生位の子が最初に並べていく棋譜は
①自分がよく使う戦法でかつ、②手数があまり長くないものが良いと思います。

①自分がよく使う戦法
例えば自分が中飛車をいつも使っているのであれば、最初は中飛車の棋譜の方が親しみやすいですし、
即効性があると思います。
飽きてきたら他の戦法も並べた方が将棋の幅が広がってより強くなると思いますが、
最初は自分がよく使う戦法を並べるのが良いでしょう。

②手数があまり長くないものが良い。
将棋の棋譜は短いもので80手(もちろんもっと極端に短いものもあります)
長いもので200手を超えるものもあります。
200手のものは並べるのが結構大変です。
最初は100手を少し超える位までのものが良いと思います。

上記二つの条件を満たす棋譜を簡単に探せる本は、
1種類しかありません。

それはこの将棋年鑑です。
2013092702


他の棋譜集は、特定の棋士のものを集めたものが多く、1冊に100程度の棋譜しか載っていません。
そのため特定の戦法の棋譜をたくさん並べることは難しいです。
特に振り飛車を指す棋士の棋譜集は少ないです。

この将棋年鑑の素晴らしいところは、
まず戦型別に索引がついているところです。
2013092703

私が棋譜並べをする際は、
ここからその日並べたい戦型を選びます。

また全ての棋譜に簡単な解説がついています。
2013092704

この本は高いです。
税込で4,830円します。

山形では八文字屋本店にしか置いてないと思います。
 将棋本マニアの私からみても、この本持っている人は
「相当気合いの入った人だ」と一目置く感じ(笑)なので、
教室の子供達にはまだ早いかもしれません。
でもこの本以外に小学生位の子が指したい戦型で適当な手数の棋譜をたくさん探せる本はないと思います。

収録棋譜数も585局なので、一日一局並べても並べる棋譜がなくなる心配はありません。


インターネットで無料で棋譜を見たい方は下記のサイトをご覧ください。
最初は下記サイトで棋譜をプリントアウトして並べてみて、もっとたくさん並べたい子は
将棋年鑑の購入を検討してみるのが良いかもしれません。
将棋の棋譜データベース
このサイトでも戦型のチェックボックスにチェックを入れて、戦型を選べば好きな戦型の棋譜を見ることができます。


PCの画面上より、実際に将棋盤に並べた方が効果は高いと言われています。私もそう思います。

まず前回の教室の棋譜を並べてみて欲しいです。その感想を教室で聞いてみて、またアドバイス出来ればと思います。

棋譜並べについて | 22:02:22 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
具体的な棋譜並べの方法を教えてください
はじめまして

具体的な棋譜並べの方法を教えてください
1つの棋譜がどのようになったら次の棋譜に移っていくのでしょうか?

単純に文字通り1回棋譜を並べたら”ハイ 次の棋譜”って感じでよいのでしょうか?

個人差があるとしても
1回の棋譜並べにどのぐらいの時間をかけるべきなのでしょうか?
2014-08-07 木 10:07:06 | URL | とも [編集]
Re: 具体的な棋譜並べの方法を教えてください
コメントありがとうございます。

棋譜並べのやり方ですが、いろいろなやり方があり、
正直私もどれが一番効果があるのかはわかりません。


私の考えでは、
たくさんの棋譜を並べていって、自分が感動したり、面白いと思った棋譜があれば、
それは繰り返し覚える位まで並べるようにするのが楽しくて良いと思います。

自分が楽しいと思う棋譜は、戦型が自分の実戦によく出てくるものや、激しい展開のもの等、
その人の好みによっても分かれると思います。
自分好みの棋譜を探すのも楽しいと思いますし、その棋譜を並べることで自分の棋風というものが
形成されていくのだと思います。

あまり答えになっておらず申し訳ありません。
2014-08-11 月 08:00:16 | URL | shin-ito [編集]
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