2013-01-30 Wed
まず大事なのは、駒を動かす楽しさを知ってもらうことだと思います。
将棋を全く指したことのない子にはどうぶつ将棋が最適です。
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「駒には動ける場所と動けない場所がある」
「順番に動かすことができる」
「駒は取れる、取った駒は使える」
将棋の基本的なルールがすぐにマスターできます。
元々、将棋好きの父親にも関わらず、
当時、息子達は全く「将棋」に興味を示しませんでした。
しかし、なんとか息子達と将棋をやりたかった私は、
どうぶつ将棋を購入し、息子達に教えました。
当時、6歳だった長男のみならず、3歳の次男もすぐにルールを覚え、
我が家では度々、どうぶつ将棋大会が開催されるようになりました。
長男と次男が対戦し、次男の方が何故か勝てるので、
長男は泣いてやらなくなりました。
そこで私が登場です。
息子達と将棋を指したい私は、
長男のかませ犬役になりました。
長男と何試合もして、
負けます。
詰ますことすらわからないときは、
オーバーなリアクションを取り、
「まずい。キリンを持っていたのか!」
などと明らかなヒントを与えます。
父親に勝てるのはうれしいようで、
長男は次男とは「どうぶつ将棋」をやりたがりませんが、
私とはやりたがります。
数週間で、100連敗位しました。
そうすると自然と「どうぶつ将棋」のコツを自分なりに覚えてきたようで、
次男と対戦しても全く負けなくなりました。
今度は次男のかませ犬役を私がやります。
次男は長男とはやりたがらないですが、
私とは「どうぶつ将棋」をやりたがります。
長男は7歳になり、学校で将棋をやっている子の話を聞いてきて、
自分もやってみたいと言い出しました。
このまま長男は将棋のトレーニングを始めることになります。
(このトレーニングについては後日書きます。今回は導入期編です。)
4歳になった次男に、次のステップとして、大きな森のどうぶつ将棋をやらせてみましたが、
駒が多すぎて局面を把握するのが大変なようで、好きにはなりませんでした。
次男とは5歳になるまでは、どうぶつ将棋だけを指しました。
ただ、普通の対局に飽きた時は、
どうぶつ将棋の詰将棋を解いたりしていました。
5歳になると、将棋にも興味が出てきたので、
将棋を教えることにしました。
②駒の動かし方の教え方に続きます。
山形市の将棋教室でも小さい子には最初にどうぶつ将棋を教える予定です。