2013-05-19 Sun
前回の記事で、下の図では先手(先に指す方)が有利と書きました。少し面白い変化があるので、今回はそれを書きます。

下の番だったとすると、
ゾウでキリンを取ってライオンで取り返されます。
その後キリンを真ん中に移動します。
(ここまでの変化は前回の記事に書いてあります。)

ここで「Aの3」の場所(相手のライオンの前)にゾウを打つ変化を前回書きました。
(前回の記事はこちらを参照してください)
ここで意外な手があります。

ここにゾウを打つ手です。
これは普通は考えにくい手です。
その理由は、キリンでゾウを取ると、キリン1枚とゾウ2枚の交換になっていまい、
駒の損が大きいからです。
取りたくなるので取ってみましょう。

ゾウで取り返されますが、

ライオンでゾウを取れるので、駒を得します。

相手の駒はヒヨコとキリンだけです。
ところが、

後手はトライを目指してきます。

トライできないように、ゾウで守りますが、

ヒヨコでライオンの頭を叩かれます。
ライオンでとっても、ゾウでとっても、相手のライオンにトライされてしまいます。

仕方がないので後ろに下がりますが、

キリンを打たれて詰まされてしまいます。
ではこの変化ではどうすれば良いのかは次回考えてみたいと思います。
次の記事はこちらをご覧ください。