2017-01-20 Fri
【ご連絡事項】今日もご参加ありがとうございました。
詰将棋検定の裏に、今日は四枚落ちの定跡を載せました。
時間の都合で途中までしか解説できませんでしたが、駒落ち定跡はわかりやすい良い手の連続ですので、是非並べてみてほしいです。
将棋では、良い手を指すのと同じかそれ以上に悪い手を指さないことが大事です。
定跡を繰り返し並べると、駒の自然な動きが、自然と身に付き悪い手が減っていきます。
これにより、どう指せばよいか難しい局面でも、自然な手を指せるようになります。
これが棋譜並べの効果の一つです。強くなりたい子にはお勧めします。
また、覚えた定跡をソフト相手に使ってみても面白いと思います。ただ、最近のソフトは終盤が超強いので、序盤中盤で定跡通り指せば優勢にはなりますが、
終盤力が鍛えられていない子は六枚落ちでもまず勝つことはできないです。
何度も待ったをしながら指したほうが楽しみながら練習できると思います。
次回から二枚落ちの定跡に入っていきます。
手の空いた上級者の子に、初級者との指導対局をお願いしています。
今日は1級のK君が15級の1年生K君に教えてくれました。
とても優しく、丁寧に教えてくれていました。
また、2級のD君も13級のT君に質問をしながら丁寧に教えてくれていました。
二人とも教え方がとても上手でした。
今日の中級と初級の優勝賞品は、弐段のK君、6級のY君が提供してくれた手帳でした。
今日も 準備片づけたくさんの子、保護者の方にお手伝い頂きました。
たくさんの子、保護者の方のサポートで教室が運営できており、とても感謝しています。
<ここからは、出欠確認や、トーナメント優勝、詰将棋検定に合格した子についての意見、教室の改善 のための備忘録も兼ねた記録となります。長い文章となりますので、ご興味のある方のみご覧ください。>
18名の参加でした。
ある程度集まったところで、弐段のK君の解説で四枚落ちを棒銀で破る定跡の勉強をしました。
途中までになりましたが、詰将棋検定の裏に全ての棋譜が載っているので並べてみるとよいです。
詰将棋検定の後、
上級の子たちは前回に引き続きクイズ形式で次の一手問題のチーム戦を行いました。
たくさんの形を知っているということは、将棋の強さと密接な関係があるので、
今後もしばらくはこの形式でいろいろな形を覚えていこうと思います。
【クラス別駒落ちトーナメント】
上級クラス 優勝 弐段 K君
K君もどちらかというと負けると落ち込む方かもしれませんが、負けて泣いている小さい子にやさしくしてあげるところをよく見ます。
そういう子の気持ちがよくわかるのかもしれません。
強いだけでなく、そういう対応ができるのが素晴らしいと思います。
中級クラス 優勝 9級 R君
ここ数回は、9級のK君に連敗中です。
お互い強くなっていますが、差がほとんどなくなっています。
次回もまたK君との対戦があると思うので、また強さを見せてほしいです。
中級クラス 敗者復活戦 優勝 13級 A君
トーナメントの二回戦で9級のS君に負けてしまいましたが、
敗者復活戦では優勝できました。
中級クラスの子たちのレベルは拮抗しているので、良い勝負が多く面白かったと思います。
初級クラス 優勝 14級 Y君
今日は決勝戦で前回負かされたYちゃんに勝つことができました。
二人ともこの教室での優勝経験があり、勝ったり負けたりのためか、真剣に対局していました。
しっかり考えられているので、詰将棋、駒落ちの棋譜並べをすればドンドン強くなります。
初級クラス 敗者復活戦 優勝 14級 1年生 T君
久しぶりの優勝でとてもうれしそうでした。
詰将棋、全部の駒を攻め守りに使うこと を意識すればもっと強くなると思います。
優勝の勢いで練習頑張ってほしいです。
全体の敗者復活戦 優勝 6級 6年生 Y君
決勝戦は13級のK君との対局で、本当は二枚落ちのところ、四枚落ちでチャレンジしてくれました。
四枚落ちは今日の教室でも解説していたので、どっちが勝つかわからないくらいかと思いましたが、
Y君が優勝しました。四枚落ちを嫌がらず引き受けてくれたのは立派でした。
【詰将棋検定の合格者】
三段合格 6年生 K君
次から、前人未到の四段問題となります。
相当厳しい問題だと思うので、お家でしっかり考えてみてほしいです。
7級合格 2年生A君
中級トーナメントでも勝てるようになっているのは、きちんと毎回詰将棋を考えてくるからかもしれません。
だんだん難しくなってきますが、いっぱい考えるとよいです。
10級合格 1年生T君
トーナメントではいつも惜しいところまでは行くのですが、優勝から少し遠ざかっています。
次回は今月まだ優勝していない子達だけのチャンスを作りたいと思うのでがんばってください。
詰将棋をたくさん解き、棋譜も並べていけばもっと強くなります。
10級合格 年長T君
5分で6問だと、普通の幼稚園児は答えを書くだけで大変だと思いますが、見事合格することができました。
対局では、飛角だけ使うのではなく、金銀を攻めや守りに使うことを意識するとよいと思います。
12級合格 2年生Y君
前回は両方とも悔しい思いをしましたが、今日はトーナメントも優勝でき、詰将棋も合格できました。
14級合格 1年生K君
まだ始めたばかりでなかなか勝てないので、
1級のK君、12級のT君などに勝たせてもらいながら教えてもらいました。
12級のT君が言うには、「俺の四分の三くらいは強い」そうなので、
もう少しで勝てるようになると思います。