2016-10-20 Thu
最初に将棋の本の貸し出しについて書いておきます。最近、教室の始まる前、終わった後で話の流れで、箱に入っていた詰将棋の本を貸してあげるということが何度かありました。
とても喜んでもらえるので、しばらくの間、私の持っている初級者向けの本を1週間単位でお貸しします。
誰に何を貸したかわからなくなったり、貸しっぱなしになったりを避けるために、借りた本は必ずその次の教室の際に返却するようにしてください。(都合でお休みの場合にはその次の週でもよいです)
そこでまた同じ本を借りても良いですし、別の本を借りても良いです。
本を借りたいという子にあった本を選んで貸すので、棋力向上につながると思います。
気に入った本があれば、買って何度も繰り返すようにすると 良いと思います。
今日は現在のフルメンバー20人の参加かと思ったら、一人体調不良の子が出てしまい、19名の参加でした。
来た子から順番に詰将棋検定のプリントをお渡しました。
初級の子のプリントの裏には、前回ブログに書いた実戦詰将棋の問題を載せて、教室が始まるまでの時間に考えてもらいました。
実戦詰将棋に慣れていない子もいたので、大盤を使って二段のK君に実戦詰将棋を作ってもらい、解いてもらう練習もしました。
先日の大会に参加した子達からの結果報告もたくさんもらいました。
せっかく習っているので、本人が望むのであればドンドン大会に参加すると良いと思 います。
詰将棋検定の問題を考えてくる子とそうでない子がいて、きちんと考えてくる子で、勝率や級が上がってこない子は見たことがありません。
先週の天童市民大会の初級で優勝できたM君は、毎回詰将棋解いてきますし、プリントも復習していることがよくわかります。
M君もまだ足りない部分がたくさんありますが、一緒に勉強始めた仲間が良い結果を出すと良い刺激になります。
他の初級の子達にとって、二段のK君や、1級のK君、3級のD君のレベルはまだ遠すぎてイメージできないかもしれませんが、M君との差は決して届かない距離ではありません。本気でやれば数週間で追いつく距離です。
M君みたいに優勝したい子は、M君みたいに詰将棋検定の問題をきちんと解いて来たり、プリントの復習をきちんとやると良いでしょう。
上級クラスはいつものように実戦詰将棋をしました。
復習してたくさんの詰み手筋を覚えていってほしいです。
中級クラスは、四間飛車の定跡を勉強しました。
今回は急戦、次回は持久戦を勉強します。今日の棋譜をしっかり並べてみて欲しいです。
初級クラスは、実戦詰将棋の問題を一緒に考えました。
駒数が多くなると難しくなってしまう子も多かったようなので、慣れるまで何度もやっていきます。
最後の一問は宿題にしました。次回は、最初に今回の問題の復習をします。
それを見れば、どの子がきちんと復習してきたかよくわかります。そういう子が強くなります。
【クラス別駒落ちトーナメント】
上級クラス 優勝 1級K君
久しぶりの優勝です。次回は二段のK君と直接対決してもらおうと思います。
詰将棋検定は二段まで合格していましたが、新たに初段からチャレンジする姿勢に男気を感じましたw 立派です。
中級クラス 優勝 8級R君
先日の団体戦ではD君、Yちゃんと一緒に3位入賞することができました。
また3人で出場して、次はもっと上を狙ってほしいです。そのためにはR君がどこまで伸びるかが鍵になるので、
がんばってください。
初級クラス 優勝 14級K君
今日は10名参加と人数の多いトーナメントでしたが優勝することができました。
前回の優勝より難易度は高かったです。
前回は、優勝した次の回に負けてショックを受けていたので、
次回、いかに今回の優勝を忘れて、自分の将棋が指せるかに注目しています。
ブログの問題も考えてきてくれたようで、とてもやる気を感じました。
今回の優勝で13級に昇級してもらいます。
【敗者復活トーナメント】
優勝 二段K君
2連覇で昇段という条件なのですが、ハンデもきついのでなかなか大変なようでした。
また次回がんばってください。
初級の子達に八枚落ちで連勝できるのはすごいと思います。
【詰将棋検定の合格者】
2級合格 3年生D君
今日は初戦で二段のK君に勝つことができました。
読みの深さ精度を上げていけば、棋力はもっとずっと上のレベルになると思います。
詰将棋検定でも上の二人に早く追いついてほしいです。
7級合格 4年生M君
最近始めた子達の中で、一番詰将棋がんばっているM君が大会で優勝できました。
教室の内容をしっかりやれば、大会で結果を出せるということを証明してくれたと思います。
今日最後に渡した6級問題もがんばってみてください。
初級で優勝するくらい強くなったのに、ハンデ戦で、二段のK君に負けてしまうのが不思議そうでした。
何で勝てないのかをじっくり考えてみてください。その答えがM君の棋力をもっと上げるヒントになるはずです。
次回も機会があれば同じ対戦を組みたいと思います。
12級合格 年長T君
まだひらがなを書くのが、ちょっと大変なようなので、矢印と口頭での説明を受けて、
詰ませられているとの判断で合格にしました。
これを機会にひらがなも練習すると良いかとも思いますが、
次回も、解けていればOKということにします。
今日は二段のK君と八枚落ちで対局しました。
ミスがあり反則負けをしてしまいましたが、内容では勝てていました。
M君でも勝てなかった手合いで、勝てるところまで持って行けたのは驚きました。
詰将棋をがんばればもっと強くなると思います。
詰将棋検定につきましては、難しい子は、1週間ごとに1手ヒントをあげることにしました。
ヒントを聞いていなかったり、忘れてしまった子はメールでお問合せ頂いても結構です。
詰将棋検定3名以上合格者がいなければ全員降級、プラス、うるさい子が一人いるごとに、必要合格者1名追加というシステム
のおかげで、今日も静かに集中した教室ができたと思います。
慣れてくれば、騒がしくもなってくると思いますが、当分はこのシステムでやっていこうと思います。
今日も準備片づけのお手伝い頂きありがとうございました。