2016-09-09 Fri
最近入会してくれた初級者初心者の子達がたくさんいて、みんな少しずつ強くなってきていると感じています。強くなるスピードには個人差があるので、今あまり勝てなくても全然気にする必要はありません。
毎回トーナメントの結果や、対戦表を見て、勝率の良い子は、より上のクラスの子と戦ってもらうようにしています。
強くなるスピードが早い子と遅い子の違いは、家で将棋に触れる時間に比例すると思います。
将棋は奥が深いので、小学生が頭の中で、思考を広げ、深めていく題材としては最適だと思います。
小学生の内に、思いっきり頭を使って思考力、情報処理能力、判断力を鍛えてほしいです。
昨日の教室で下の問題を出題しました。

中級クラスぐらいまでの子は、すぐに答えがわかりましたが、初級の中にはわからない子もいて、
その中には、説明するとすぐわかる子もいましたが、なかなか理解するのが大変そうな子もいました。
上のレベルの問題を、見て5秒以内に答えられるというのが、初心者と初級者の境目の一つだと思いました。
上の問題は駒の効きを数えるのに良いと思うので、似た問題をたくさん作って次回たくさん解いてもらい、
初級クラス全員が5秒以内に上記の問題を解けるようになるまで、鍛えたいと思います。
答えの場所がわかるだけでなく、他の場所が何故ダメなのかを説明できるくらいまで復習してくると、
次回の教室はとても楽に楽しめると思います。