2016-06-18 Sat
これまでにもこのブログには将棋の勉強方法についていろいろと書いてきましたが、ご質問頂くことも多く、最近、教室にとても熱心な子達がたくさん入ってきたので、少し書いておきます。
①駒の動かし方、ルールを学ぶ
ルールは教室でも1回は教えますし、本や、ネット上などでも見ることができます。
ルールを覚えたらハム将棋等で、とりあえず指してみるのが良いと思います。
やってる内にわかってきます。
②1手詰の形を覚える
詰将棋検定の13級の問題が解けるようになれば大丈夫です。
これがわからないと、将棋の詰みの形がわからず、なかなかゲームが終わらないので、面白くないと思います。
③3手詰の問題を覚える
詰将棋検定の裏にいつも印刷している「代表的な詰み手筋」を何度も繰り返し解きます。
これにより、将棋の駒の効率的な使い方、王様の捕まえ方の基本パターンを覚えることができます。
これは、詰将棋だけでなく、駒の使い方もたくさん覚えることができるので、とても有効な勉強です。
1回解けて満足ではなく、何度も繰り返し、見た瞬間に答えがわかるところまで仕上げることが大事です。
②③の勉強をもっとやりたい子には、以前この教室のブログでも紹介した。
詰将棋一丁目三番地という本がおすすめです。
①~③まで学習した後は、今教室で毎回やっている、序盤・中盤・終盤ごとの考え方、
戦法などを学んでいけば、将棋の基礎は身に付き、あとは勉強すればするほど強くなるという状態になると思います。
初級者・初心者が強くなる過程はたくさん見てきたので、強くなりたいという子は教室の前後などで相談頂ければ、
アドバイスできると思います。私は、来てくれている子を強くしたくて教室をやっているので、ご遠慮なくご相談ください。