2014-12-05 Fri
次回で火曜日に行っている将棋と算数の教室は6回目を迎えます。子ども達の反応を見ながらやり方をいろいろと試行錯誤してきましたが、
ある程度形が定まってきましたので、進め方をご紹介します。
この教室では
頭を使うゲームや計算の競争、パズル・文章題・詰将棋等で
楽しみながら、考える力を鍛えていきます。
一応毎回完結する教室ですので、不定期の参加も可能です。
その子のレベルに合わせたプリントを用意しますので、ご参加の前には必ず予約をしてください。継続参加を希望された方はご予約はしなくて大丈夫ですが、チーム構成の都合でお休みの場合には前もって必ずご連絡ください。
教室の流れをご紹介します。
【17時30分頃】
教室に生徒が集まり始めます。
その時点での参加予定者により私がバランスを考えてチームを振り分けます。
教室の机などの準備が終わり次第、
その子のレベルに合わせて用意したパズルや文章題・詰将棋のプリントをお渡しします。
席についた子から問題を解き始めます。
【17時40分頃】
その日のテーマに沿った説明をします。
例えば、前回の教室でみんな解けなかった問題の解説や、
新しいゲームの紹介、計算のテクニック、パズルを解くコツ等
10分程度お話をさせてもらいます。
【17時50分頃】
「計算タイムトライアル」を行います。
毎回同じ問題を5分間で何問解けたかを競います。
解けた問題数に応じてチームにポイントが入ります。
お家で前もって練習をしてくれば、チームが勝てる確率が上がります。
終わった後でみんなで答え合わせをして、間違っていればポイントは入りません。
計算練習が嫌いなのにチームのために練習をしてきてくれる子も結構いるようです。(笑)
【18時頃】
教室の時間内はずっと、お渡ししたプリントを解いていってもらうのですが、
同時並行で3つのトーナメントを開催します。
①どうぶつしょうぎトーナメント②アルゴトーナメント③テンパズルトーナメント
問題を解くだけよりも、ゲームを取り入れた方がより楽しめます。
毎回このトーナメントで様々なドラマが生まれます。
勝ち数や成績に応じてチームにポイントが入ります。
※ 「テンパズルトーナメント」は対局時計を使って、向かい合って互いに数字を二つ言い合い先に、10にした方が勝ちという計算力と頭の柔らかさを競う新たな競技です。
やり方は次回説明しますが、勝ちたい子は車のナンバーを10にする練習をがんばってください。(笑)
【18時10分頃】
トーナメントを早く負けてしまった子や、
解ける問題を解き終わり、難しい問題に飽きてきた子のために、
「計算マラソン」をスタートします。
「計算マラソン」は100問の計算問題を時間無制限で解き、
全て解ききったらチームに5ポイント入ります。
普段計算を嫌がる子も、チームのために計算問題を一生懸命解いてくれます。
100問はその子のレベルに合わせた計算問題を用意します。
計算タイムトライアルと合わせ、教室の時間内に多くの子が200題近い計算問題をチームのために喜んでやってくれています。
【18時30分頃】
この時間から、それまでは自分のプリントの問題しか解いてはダメだったのですが、
同じチームの子の問題を手伝うことができるようになります。
高学年の子が低学年の子のパズルの問題をアドバイスしたり、
入ったばかりの子に、和差算の解き方を教えたり、
詰将棋のヒントを与えたりと
子ども達が勉強を教え合うとても微笑ましい光景をみることができます。
答えを教えるのは反則で、解き方、考え方を教えるのみできます。
【19時5分】
採点終了となります。
19時5分の時点で提出していない問題はポイントを貰えません。
ポイントを集計して優勝チームを決めます。
優勝チームには、ちょっとした賞品があります。
息子はこの教室が楽しくてしょうがないようで、
もっとやりたいとお願いされました。
家では計算練習も、文章題もそれほど好きではないですが、
教室では楽しいようで、ずっと集中して頭を使っています。
親としてもこの教室にもっと通わせたいので
1月からは公民館が予約できた場合には月3回やろうと思っています。
将棋教室は月4回で、
将棋と算数の教室は最低月2回、できれば3回という感じにしていきます。
(7回目の利用は2週間前に公民館に空きがなければ予約できないので、それ次第です)