2014-11-30 Sun
先日、鈴木大介八段が「詰将棋を解いていて強くならなかったという話を聞いたことがない」とおっしゃっていました。
何度もお話したり、このブログに書いていますが、上達する上で詰将棋はとても大事です。
「詰将棋が好きでなくお家で全然解かないのですが・・・・」というご相談も受けることがありますが、
適切な詰将棋の本を解いていない可能性もあります。
簡単過ぎたり、難し過ぎたりすると詰将棋は面白くありません。
羽生の三手詰めが絶版となってしまったために、初心者の子には私の持っているものを貸していました。
最近、代わりになる本が出版されたのでご紹介します。
羽生の三手詰めに変わる初心者向けに最適な本はこの本です。

難易度的には、羽生の1手詰めと3手詰めが一緒になって、問題数が増えたような感じです。
教室の初級の子でまだ詰将棋の本を持っていない子にはお薦めです。
これがスラスラ解けるようになったらお薦めなのは、この本です。
実戦形ばかりで、3手詰めハンドブックより難易度が低いです。

この次が3手詰めハンドブックという感じです。
最近は忙しく将棋の勉強はできていないのですが、
棋力維持のために詰将棋は時間を見つけて解くように心がけています。
ここ数年に出版された詰将棋の本はほとんど持っていて、
出版されたものは全て目を通しているというのが私の将棋本コレクターとしての自慢の一つです。(笑)
(最近は電子書籍でしか持っていないものも結構ありますが・・・・)
その子のレベルにあった本は紹介できると思いますので、お悩みの方は
個別にご相談ください。
先日イオンモール天童に家族で行った際に、
詰将棋を見つけては考えていたら、
妻に「何しに来たの!」
と怒られました。(笑)
私の場合には、妻が話しかけてくる可能性がある時には、
話をしながら解けるように、スラスラ解ける軽いものを解いて、
夜中布団の中では、難易度の高めのものをじっくり解いたりと、
その状況ごとに本を使い分けています。
詰将棋が好きになれば、棋力は飛躍的に上がると思いますので、
自分に合う一冊に出会ってほしいと思っています。