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勉強の仕方を学ぶということについて
豊が将棋をやめることに関して、
たくさんの方から温かいメールを頂きました。
ありがとうございます。

引退対局でもした方が良いのではと思う位です。(笑)

私は全く期待していませんが、
もしかしたらまたいつか始めるかもしれません。

私は将棋を本格的に始めたのは中学生になってからですし、
これまでに何度も将棋をやめています。
高校受験のころから社会人になるまでは全くやっていないですし、
豊が生まれた日から豊が将棋を覚える日までも全く指さなくなっていました。

まだ小さい子供ですと、親がやらせたいことをやらせることができますが、
10歳にもなると、自分のやりたいこと、やりたくないことがはっきりしてきます。
やりたいことが将棋ではなかっただけです。

もちろんとても悲しかったですが、私は現状をポジティブにとらえています。
このチャンスに何か自分が熱中できるものを見つけて欲しいと思っています。

小学生の内に大事なことは、勉強の仕方を身につけるということだと思います。
そしてこの勉強の仕方を身につけるためのものは
その子によって違います。

鉄道が大好きで鉄道の種類や路線等を調べることで勉強の仕方を身につける子もいれば、
料理が好きな子、野球が好きな子、絵を書くのが好きな子、それぞれの
好きなことを熱中して高めていくことで勉強の仕方を身につけるのだと思います。


私の将棋教室に来てくれていてある程度まで強くなっていった子は、
将棋を通じて勉強の仕方を学んでいるのだと思います。
将棋が好きで、どうすれば強くなるかを教わり、それを実践することによって、
勉強の仕方を身につけます。

息子の場合には、将棋が好きではないのに、私が無理やり強くしてしまったため、
将棋を通じて勉強の仕方を学ぶことはできていません。

例えば最近彼はバッタを捕まえてきて、暇さえあればバッタを眺めていました。
以前はそれを見て私は、そんな暇あれば、勉強や将棋の練習をすればいいのに、
と思っていました。
ラリーさんに指摘されたのは、彼はそれに熱中していて、それを通して
何かを学ぼうとしている。彼にとっては将棋ではなく、バッタが
勉強の仕方を学ぶチャンスなのではないか?
ということでした。

元々本はあまり読まなかったのですが、
学校からバッタの本を借りてきて、一生懸命読んでいます。
将棋で興奮したことはほとんどないですが、
バッタが卵を産んだことにとても興奮しています。
こういう経験が彼にとって大事なものなのだと改めて思いました。


私は教室をやっていて一番嬉しい時は、
子供達が私が教えたことに目を輝かせてくれる時です。

将棋が好きな子にとって、私がする将棋の面白い戦法や手筋の話等は、
とても興奮するようです。
今後も将棋が好きな子に興奮してもらえるようなことをたくさん教えていきたいですし、
算数の教室でも、子供達の目が輝くようなことをたくさんできたら良いと思っています。

ご心配してくださる方もいらっしゃるので、
私が現状をポジティブにとらえているということをご説明したく長々と書かせて頂きました。

今後とも宜しくお願い致します。

明日の大会で教室の子達の活躍を祈っています。

未分類 | 21:57:50 | コメント(0)
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