2014-10-07 Tue
今日は初めての「頭の良くなる将棋と算数の教室」でした。予定通り13名の参加でした。
初回がとても大事なので、
子供達に面白かったと思ってもらえるようにかなり準備をしましたが、
いろいろと反省点は残りました。
初回ということで大目に見て頂くようお願いいたします。(笑)
プリントが多すぎて、遅れてきた子の分がどこかに紛れてしまった点も反省しています。
最初に掛け算のできる子だけを対象に軽い授業をしました。
まだ全員のレベルがわからなかったのですが暗算の基礎テクニックを一つ教えました。
順番を変えるだけでとても計算が楽になるということを感じてもらうのが目標でした。
今日のテクニックだけでは応用範囲はあまり広くありませんが、徐々に広げていく予定です。
そのために必要なことが今日お渡しした「かけ算の暗算プリント」です。
これを早く正確に解けるようになった上で次回の教室にご参加頂ければ、
暗算力がドンドン高まっていきます。
参加する子は今日お渡しした練習プリントを繰り返してきてほしいです。
プリントが多すぎてどっかに行ってしまったという子がいたら、改めてお渡ししますので言ってください。
私は将棋の指導の際にまず簡単な1手詰や3手詰を解いてもらいます。
今までのところそれをきちんとやった子は100%大会で活躍しています。
早解きの課題として出したプリントは、
将棋でいう簡単な1手詰や3手詰にあたります。
我が家の長男をはじめ嫌がる子はいるかもしれませんが、次回までに是非やってきてほしいです。
どうせこれからの人生でたくさん計算をしなければならないのですから、
最初に鍛えた方が後で楽です。
また今回は教室初の全員参加のどうぶつしょうぎトーナメントを開催しました。
13名のトーナメント表にチームごとに一人ずつ名前を書いていき、
最後に余ったところに私が入るというチーム間の駆け引きも楽しめるようにしました。
初めて来てくれた子にもどうぶつしょうぎのやり方を教えました。
初参加2年生のK君は初戦で準優勝のM君と終盤まで互角の戦いでした。
とても初めてとは思えないセンスを感じました
また決勝のユタカ君とM君の試合は壮絶なものでした。
どうぶつしょうぎ大会は次回も開催します。
プリントの問題もみんな一生懸命解いてくれました。
いかにも将棋と算数の教室という問題も出しました。
羽生名人と森内竜王は過去127対局して、羽生名人の方が13局多く勝っています。
さてこの127局は羽生名人からみて何勝何敗だったでしょうか?
こういう考え方さえわかれば簡単な問題も様々なパターンがあるので、今後もいろいろと将棋を絡めて出していこうと思います。
例えば、戦型別の成績表を見せて、棋士間の勝率を出してもらったり、
将棋に興味のある子がそのまま算数の勉強もできるような問題はかなり多パターン作ることができます。
今日の問題は答えはお渡ししませんでした。
答えを知ることよりもじっくり考えることが大事だと思います。
じっくり考えて、どうしても答えが知りたい子は教室やメールで聞いてください。
子供達が初めて見る問題も多く、子供達の疑問に私一人では対応しきれずに、
ご見学してくださった保護者の方達にかなり助けて頂く形になりました。
ありがとうございました。
チーム対抗戦の結果は、
ジュニア銀河戦初級の部優勝のM君、遠くから参加してくれた最強戦初級の部優勝S君、天童市民将棋大会どうぶつしょうぎの部2連覇中のトモフミ君のチームが、
ジュニア銀河戦中級の部優勝のK君、最強戦中級の部優勝のユタカ君、教室内のブルーインパルス記念将棋大会優勝のS君チームと1点差で優勝することができました。
残念だったのはアルゴの時間がほとんど取れなったことです。教室の始まる前にユタカ君は2年生のS君と2回やって完敗だったそうで、その強さに驚いていました。
次回は算数・詰将棋の問題数を少し減らして、アルゴも勝負に入れようと思います。
将棋と算数の教室は来月2回は確実にやりますが、2週間前に予約が取れれば、10月28日もやりたいと思っています。開催できる場合には改めてこのブログでご連絡します。(サークルで利用できる規定回数オーバーのため、2週間前にならないと予約できません。)
今回の反省点を生かし、更に楽しい教室となるようにしたいと思いますので、
参加できる子は是非次回もご参加ください。
あとびっくりしないように先にお伝えしておきますが、
明後日の木曜日に、アメリカのシアトルから教室を見学しに来る人がいます。
20年程前に私がホームステイしたアメリカのホストファミリーの夫婦です。
アメリカから日本に遊びにきており、我が家に4泊することになっています。
私がジャパニーズチェス(将棋)教室をやっていると話したら、是非見に来たいということで来てもらうことになりました 。
日本語は全くしゃべれない(こんにちは、さよなら程度はわかるようです)ので、もし本場のアメリカ人とお話してみたい子がいれば、
何か言葉を覚えてきてみてください。とても良い人達なので喜ぶと思います。
マイ ネーム イズ 〇〇. みたいなので十分です。
最初から来てしまうと、将棋と算数の教室の次の回が将棋と英語の教室になってしまい、
わけがわからなくなるので、最後の30分程度を見学してもらう予定です。
ちなみに私も英語をしゃべるのは20年ぶりな上、木曜日が滞在初日なので、
あまり会話が上手にできないと思います。先に言い訳をしておきます。(笑)