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こどもに将棋を教える方法 導入期編⑤どうぶつしょうぎで学ぶ「駒の価値」
将棋の初心者の子に教えなければならないことが、

「駒の価値はそれぞれ違う」ということです。

どうぶつしょうぎをやっているときに、駒の価値について考えてもらうようにしていました。

「どれが一番大事な駒?」

と聞くと

たいていの場合は

「ライオン」

と言いますが、

たまに、自分が好きなどうぶつの名前を言う子もいます。


「どうぶつしょうぎで一番大事な駒はライオンだよ。

何でだと思う?」

などと子供達に考えさせながら、一つ一つ駒の価値を教えます。

ここで、難しいのは

ゾウとキリンとヒヨコの価値の違いです。

SH3B0131.jpg


私は、

動ける場所の数を基本に価値を考えるように教えます。

ゾウとキリンは4個ずつなので、価値は同じということにします。

ヒヨコはニワトリになれれば価値はあがるけど、ヒヨコのままのときは

1個しか動けないので、ゾウとキリンよりは価値が下です。


大事なのは、

自分のゾウやキリンを相手のヒヨコと交換してしまったら、損をしたと思えるようにする。


ことです。

 ゾウやキリンと私のヒヨコを交換しようとしたら

「えっ、交換してくれるの?」

と喜ぶと、自分が何か損をした気持ちになるようです。

何度か繰り返すと、損を認識するようになります。


このことが、

将棋の駒の価値を教える際の土台になるのだと思います。

将棋の場合は、駒の価値はより複雑で、

局面によって駒の価値が変わったりします。

だから面白いのですが、将棋の駒の価値については、ずっと後に

書けたら書こうと思います。

こどもに将棋を教える方法1(導入期編) | 05:59:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
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