2016-12-02 Fri
【ご連絡事項】今日もご参加ありがとうございました。
体験の子に将棋のルールを教えたり、初級中級の子達の対局結果が予想外の結果になったりで、
若干進行が上手くいかず、今日は、中級クラスの子に大盤講義ができませんでした。
中級クラスの子が今日は3人しかいないのですが、
現時点では中級で戦えそうな子がさらに3人以上はいるように思えるので、少しクラス分けを工夫したいと思っています。
初級クラスの子達には、私も対局してあげていろいろ実戦でしか教えづらいようなことを教えてあげたいと思っているのですが、
詰将棋検定の採点、すぐに対局が終わってしまう子達の対局の組み合わせなど、中々対局できる状態にならないので、
初級の子達には、上級の子達との対局で教わるようにしています。
私一人でコントロールできる人数を超えてきています。
新規の入会を断るべきとの意見も言われていますが、出席率が高くない子達もいますし、
いろいろな子と対局できた方が楽しいと思っており、
また、来春で卒業の子達もいると思うので、やる気のあると判断できた子は引き続き募集していきたいと思います。
常時24人参加位になれば、一旦初心者の低学年の子の新規入会は停止にする予定です。
いくら「聖の青春」効果でもそこまでは増えないと思います。(笑)
上級の子達には、いつもと毛色の違う問題を出しました。
詰将棋がよく解けるのに、今日の問題がなかなか解けない子もいました。
苦手ということは、その分伸びしろがあるということです。
今日のような練習をすると、棋力が伸びる可能性があるので試してみるとよいと思います。
一応教室でも本を紹介しました。
今日も私が20分頃到着した時点で、子供たち中心に机の準備が終わっていました。
後片付けは、Yちゃんが率先して上手に掃除機をかけてくれました。
いつも準備片づけのお手伝い本当にありがとうございます。
<ここからは、出欠確認や、トーナメント優勝、詰将棋検定に合格した子についての意見、教室の改善のための備忘録も兼ねた記録となります。長い文章となりますので、ご興味のある方のみご覧ください。>
今日は、お休みが3人、臨時で参加してくれた子が1人、体験にきてくれた子が1人で、21名の参加でした。
上級の子達は、クイズ番組形式で、ポイント獲得制で問題を解いてもらいました。
弐段のK君が意外に苦戦して、2級のD君が一番解くことができました。
私が最近解いた問題で面白いと思ったものを抜粋して出題しました。
結構盛り上がったので、もう少し面白くなる形でやってみようと思います。
例えば、詰将棋の級によってハンデをつけて、詰将棋検定が低い子はもらえるポイントが多いようにすると
良い勝負になって面白いかもしれません。また、二チームに分けてポイント制にしても面白いかもしれません。
いずれにせよ。何か考えたいです。
中級、初級の子達には、大盤での勉強はできませんでした。
勝つと思っていた中級の子達が負けてしまい、
勝った子に中級の内容の授業をしても多分わからないだろうと思ったり、
初級に落ちてしまった子に、中級の内容を教えられないのも困るし・・等と
どうしようかと考えながら、将棋のルールを教えたり、対局の組み合わせをしたり、
詰将棋検定の採点をしているうちに、授業する時間がなくなってしまったという感じでした。
そんなにはいないと思いますが、授業を楽しみにしていた子には申し訳なかったです。
ただ、ほとんどの子が、上級や中級の子達と対局して教えてもらったり、
詰将棋を自分より上の級に教えてもらったりしているので、それなりに学びはあったと思います。
中級の子と、初級の上の子達の間に差があまりなくなっているように思えるので、
クラス分けの修正も必要性を感じていますが、
新しく入った子、棋力が急に伸びた子などいろいろいて、まだ全体の棋力の序列が私の頭の中でできていないので、
しばらくはトーナメントなどで、全体のパワーバランスを把握させてもらおうと思います。
負けっぱなしの子がなるべく出ないように配慮しているつもりですが、お子様が「全然勝てなくて辛い。」みたいなことがあれば、
私がその子の結果を見落としてしまっているので、メール等でご連絡ください。
次回は中級の子のみ大盤講義、
初級の子は宿題みたいな感じにしようと思います。
【クラス別駒落ちトーナメント】
上級クラス 優勝 2級D君
天敵(?)ともいえる子が、ここ数回お休みなので、最近負けなしが続いています。
このままでは無傷で1級まで昇級されてしまいます。
次回は絶対優勝できないような組み合わせを考えたいです。
初戦は6級Y君との飛落ち戦にしたいと思っています。
2級昇級で賞品があります。次回選んでもらいます。
私は忘れている可能性が高いので、遠慮なく選びに来てください。(笑)
中級クラス 優勝 8級R君
今日は、前回負かされたK君、駒落ちでは分が悪いM君が初戦で初級の子に
負けるという番狂わせがあり、中級の子と戦わずに、比較的楽に優勝できました。
詰将棋検定の問題もしっかり考えてきてくれました。
こういう姿勢で問題に取り組んでいくと、強くなります。
間違えた問題はまたしっかり考えるとよいです。
初級クラス 優勝 10級M君
中級の初戦でトモフミ君に負けてしまい初級での挑戦となりました。
詰将棋検定の級や、教室でのトーナメントの実績から考えて負ける相手ではないです。
級が下の相手にしっかり勝てるということが、勝率の安定につながります。
相手が悪い手を指したり、自分の形勢が良くても、油断せずに一手一手大事に指すと良いでしょう。
中級の子が初級に落ちて優勝するのもあまり歓迎できることではないので、
今後は、中級の子が初戦初級の子に負けた場合には、そのまま敗者復活にいってもらうことにします。
敗者復活トーナメントは、その月1度でも優勝している子は参加できないので、
M君がもし次回中級トーナメント初戦で負ければ、トーナメントは終了で通常対局となります。
初戦大事に戦ってください。
【敗者復活トーナメント】
敗者復活トーナメントは、中々優勝できない初級の子が自信をつけるために開催しています。
だから、ハンデは強めにお願いしています。
嫌がる子も多い中、
今日は6年生のY君は優勝したT君との八枚落ちを嫌がらずに受けてくれました。
さすがにきつい手合いだったようなので、次回は六枚落ちにします。
準優勝のK君も決勝で四枚落ちの手合いを嫌がらずに受けがんばりました。
自分より弱い相手に勝っても何も学びはありませんが、自分より弱い相手に、駒落ちでも負ければ、
そこには何か学びはあります。
ハンデを嫌がらずに受ける姿勢に感心しました。
優勝 14級T君
今日は初級トーナメントの初戦で、成れない場所で成ってしまい反則負けになりました。
かなり悔しい顔をしていましたが、堪えることができました。
駒を置いて、手を放しただけで、負けという厳しい現実を突きつけられるというのは、
小学生にとってはかなり過酷な体験だと思います。
こういうのを堪えることによって、心が強くなっていくように思います。
私がT君の棋力を過少評価していたようで、強めにもらった駒落ちハンデで強い相手にドンドン勝ち
優勝することができました。
敗者復活トーナメントはその月優勝した子は参加できません。
次回は、初級トーナメントでたくさん対局できるように、時間をかけてしっかり指すと良いでしょう。
今日のトーナメントの優勝賞品は将棋連盟のボールペンです。
私がお渡しするのを忘れてしまいました。
欲しい子は次回取りに来てください。
「それならいらない!」と言っている子もいました(笑)
いっぱい買ってしまったので、しばらくはボールペンが景品となります。
【詰将棋検定の合格者】
今日の合格者は4名でしたが、途中騒がしくなったことが数回あり、減点させてもらった結果、
今日の合格者以外は全員降級ということになりました。
元気な子達が多いので、何も条件がないと騒がしくなることもあります。
これは自然なことだと思います。ただし、将棋教室においては、静かにしなければならないということを
全員で徹底して、静かに集中して将棋の勉強ができる環境を作りたいと思っているので、
こういうルールを課させてもらっています。
お子様が注意されたとしても、全然許容範囲ですので、気にしないでいただいて結構です。
本当に大変だと思った場合には私からご連絡させてもらいますし、
今、教室に来てくれている子は将棋やる気があって静かにしようという気持ちがある子ばかりなので問題はありません。
また、詰将棋検定の過去に合格した問題を全然解けない子もよく見るので、
そういう子達に復習の場をもうけてあげたいとも思い、数回前より、全員降級のチャンスを見計らっていました。
全員降級というのは、ネガティブなことではありません。
きちんと復習している子は、来週すぐに元の級に戻れます。
復習のチャンスとして考えてもらえればと思います。
5級合格 4年生E君
降級の仕組みによって、ちょっと面白いことが起きました。
兄弟で将棋頑張ってくれていて、詰将棋の級の進みをすごく意識しているように感じていました。
今までは、弟のM君が少し上の級だったのですが、
今回M君は合格できなかったので降級で次回は5級にチャレンジ、
E君は次回は4級にチャレンジで二人の詰将棋の級が逆転しました。
次回まで4級問題をしっかり考えてきてほしいです。
11級合格 1年生K君
今日は中級トーナメント初戦突破することができました。
実戦詰将棋の1手詰めの本を気に入ってくれているようです。
その効果が対局結果にも出てきているように思います。
今日は10級問題を持ち帰ったので、集中してしっかり考えると良いでしょう。
特に、自分の手だけでなく、相手がどうするかを考えることが大事です。
徐々に考えられるようになってきているように思います。
11級合格 3年生D君
惜しいミスが続いていましたが、ようやく合格することができました。
今日はトーナメント準決勝で前回優勝のT君に惜しくも敗れてしまいました。
引き続き詰将棋のトレーニングを繰り返していくと勝てるようになると思います。
将棋はミスをすると負けるゲームなので、詰将棋を解くうえでも、
簡単な問題でも絶対に間違えない気持ちで解いていくと対局結果も良くなってきます。
11級合格 3年生トモフミ君
たくさんのお友達のおかげで、
将棋が面白くなってきたようです。「大会にも行きたい」と言っていたので、
その内参加するかもしれません。
今日は8級のK君との対局で
「飛香落ちが平手か選んでいい」と言ったら、平手をえらんだ
のは立派だったと褒めました。
負けても平気になったのは少しは成長したのだと思います。
K君がすごく強いのに、初級の子に負けたのが不思議そうでした。
K君は時間をしっかり使って指せばもっとたくさん勝てるのに
もったいないと私も思っています。
最後6年生のY君に対局後丁寧に教わっていてとてもわかりやすかったそうです。
どうもありがとう。
次回の詰将棋検定は、上記4名以外は1つ下の級の問題を解いてもらいます。
たくさんの合格者がでると思います。復習をしっかりがんばってください。