2016-07-28 Thu
15名の参加でした。いつもの大和室が使えなかったため、今日は小和室での開催となりました。
ギリギリ入る人数のため、大盤を使わず対局だけにしようかとも思ったのですが、部屋を工夫して使うことにより、いつも通りの勉強をできました。
集まって指すだけでは、教室とは言えないので、なるべく毎回新しいことを学べるようにしたいと思っています。
初級クラスの子達は、前回に引き続き、「実戦頻出必須手筋48」の勉強をしました。
前回の内容を結構忘れてしまっている子も多かったのですが、何回も繰り返して、
マスターしてもらいます。
帰省などでお休みの子は、プリントで考える練習をしてほしいです。
中級クラスでお休みの子が多かったので、中級トーナメントは今回はお休みにして、
中級トーナメントで優勝経験のある二人は、上級トーナメントに出場してもらいました。
その二人も入った上級クラスでは、必至のかけ方の勉強をしました。
先日読んだ本で、ソフトに比べて、人間は終盤が弱すぎるみたいなことをプロ棋士が言っていました。
プロ棋士が、私の将棋を見れば、多分「終盤が弱すぎる」と思うでしょう。
私も、教室の初級、中級位の子の将棋見て一番多く思うのが「詰みをたくさん逃してる、詰将棋やれば勝てたのに・・・」
ということです。
結局、自分より棋力が下の人をみて思うのは、「詰将棋やれば良いの に・・・・」
ということに集約されるような気がします。
もし私が今、この教室で15級で、手っ取り早く有段者レベルまで上げたいと思ったら、
最初は詰将棋だけをやります。
最初に3手詰ハンドブック、5手詰ハンドブック位までをスラスラ解けるようになるまで形を覚えます。
そこから、7手詰将棋、9手詰将棋や原田泰夫先生の本とかをじっくり解いていきます。
先に、3手詰ハンドブックからやる必要があるのは、
英単語が頭に入っていないのに、英文読解やってもきついのと同じで、
長手数の詰将棋は全て短手数のもの の組み合わせでできているからです。
詰将棋が楽しめるようになったら上達は早いです。
まず詰みの形を覚えて欲しいので、詰将棋検定をやっています。
話が脱線しましたが、
終盤の重要性を再認識し、最近読んだ別の本で「詰めろ・必至・逃れの仕組み」を明快に説明しているものがあったので、上級トーナメント参加の子達に役に立つのではと思い、今日はその話をしました。
必至問題を解くときに、今日の考え方を踏まえ、すべての可能性を考えると良いと思います。
【詰将棋検定合格者】
珍しく今回は合格者0人でした。
大分早く解き終わった子もいました。見直しをしっかりしてほしいです。
将棋は最後にミスした方が負けるゲームですので、できる問題を確実に正解するということはとても大事です。
今日惜しかった子もたくさんいました。次回は合格できるように復習してください。
【駒落ち賞品付トーナメント】
上級優勝 6年生K君
駒落ちでも全然負けなくなっています。
上級の子達の連勝が全部潰されています。
何とか定期的に負けるように組み合わせを考えたいと思います。
初級Aリーグ優勝 M君
「今までお家で一番強かったおじいちゃんに勝てるようになったそうです。」
今日の優勝で13級昇級です。
次は上のクラスの子と対局してもらおうと思います。
初級Bリーグ Yちゃん
対局は勝てましたが、「実戦頻出必須手筋48」は前回やったものを忘れてしまっているのも結構ありました。
お家で5分で良いので復習して、実戦でもそういう技が使えるようになると、強い子とも勝負になると思います。
今日の初級向け詰将棋は3年生のS君に作ってもらいました。
今後も、初級向けは、上級向け使用後の残った駒で、その時にいる子に作ってもらう予定です。
今日は狭くて申し訳なかったです。
次回は、大和室でやります。ある程度人数が集まればトーナメントもやる予定です。
お休みの場合には、ご連絡頂きますようお願いいたします。
2016-07-21 Thu
19名の参加でした。私が忘れ物をしていつもより少し遅く到着したのですが、
子供たちと保護者の方が机をすべて並べてくださっていました。
ありがとうございました。
いつも最後の片づけも手伝っていただき本当にありがとうございます。
40分の詰将棋検定開始までの間に、
前回と同じで、二段のK君による、実戦によくでる詰み手筋の講座をしてもらいました。
初級者の子達はみんなとても熱心に聞いていました。
初級クラスと中級クラスは、前回ブログにも書いた「実戦頻出必須手筋48」の勉強をしました。
解けるスピードが違うので、内容は同じですが、初級・中級の各クラス別に分けました。
基礎的な問題ばかりなのですが、中級トーナメント参加の子達も、わからないものが結構あったので、やってよかったです。
夏休みになると将棋を練習する時間も取れると思うので、今日のプリントは何度も繰り返し解いて欲しいです。
目標は5分で48問解けるようになることです。
そうすると実戦で似た形が出た時にすぐにわかりますし、その形になる前から、数手先にその形が出てくることにも
気付くようになります。
詰将棋とあわせて練習すると、夏休み期間だけで、別人のような将棋を指すようになると思います。
上級クラスは、石田流の序盤の変化を勉強しました。
石田流の変化はたくさんあるので、数回かけて序盤の形を勉強しようと思います。
【詰将棋検定の合格者】
5級合格 3年生S君
詰将棋はよくなってきましたが、手筋はあまり得意ではないようでした。
詰将棋と合わせて、今日の手筋の勉強をすれば、すぐにもっと勝てるようになると思います。
9級合格 年長H君
幼稚園児ということを忘れるくらいにお利口です。
お引越しで今回が最後となるのがとても残念です。
仙台でも将棋教室に通うそうです。
将棋大会などは、仙台からでも参加できるので、強くなって是非活躍して欲しいと思っています。
11級合格M君、E君
兄弟で同時合格でした。
兄弟のレベルが近いので、一緒に練習するのによいと思います。
一緒に詰将棋、手筋等がんばれば、すぐに強くなります。
詰将棋検定も次回あたりからだんだん難しくなってきます。
また一緒に合格できるように頑張ってほしいです。
14級合格 T君
まだ数回の参加ですが、とても熱心に話を聞いています。今日の合格とても嬉しそうでした。
次回の13級の問題と、手筋のプリントをしっかり覚えるとドンドン強くなるので頑張ってほしいです。
今日は1級のK君に勝たせてもらいながら、勝ち方を教わっていました。
【賞品付駒落ちトーナメント】
上級優勝6年生K君
今日は上級に挑戦した4年生R君との六枚落ちの対局にも勝ちました。
私はR君が勝つのではと思っていました。
なかなか負けないので、次回は鬼門となっているS君との四枚落ち対局からスタートしてもらおうと思います。
中級優勝3年生S君
手筋をしっかり覚えて、ちゃんと考えて指すようにすれば、今日上級にチャレンジしたR君とも勝負できると思います。
次回はR君と対局してもらおうと思います。
初級優勝1年生R君
何度か準優勝していたのですが、今回初優勝できました。
大盤の話もとても熱心に聞いてくれます。
自分が指すと、相手がどうするかしっかり考える練習をするとドンドン強くなると思います。
その練習としては、詰将棋検定の問題、手筋の問題が最適です。
お家でしっかり考えて、答えが出ても、本当にそれが正しいのか考え直すのが大事だと思います。
初級中級 敗者復活トーナメント 優勝 年長H君
最後に優勝できてよかったです。
どうぶつしょうぎトーナメントは、
時間の都合で、19時時点で対局の残っていない子のみ参加してもらい、
6年生Y君の優勝となりました。
今日で、私がとても期待していた二人の子がお引越しで卒業となりました。
二人とも、東京、宮城で将棋を続けるそうです。
将棋はどこでも、誰とでも指せますし、狭い世界なので、続けていればどこかで会うこともあります。
今日で卒業の二人と、またどこかで将棋を指せる日を楽しみにしています。
来週はいつもの大和室ではなく、向かいの小和室での開催となります。
お引越しの二人と、もう一人ご欠席のご連絡いただいていますが、
それでも人数的に大盤が入らない位なので、対局中心にしようかと思っています。
更に5~6名程度のお休みがあるの場合は、別の内容を少し考えます。
お休みの場合はご連絡頂きますようにお願いします。
お早めにご連絡いただくと助かります。
2016-07-16 Sat
この教室には、将棋強くなりたいという子が多く、せっかく毎回教室に来てくれているのだから、何とか私もそのお手伝いをしたいと思い、毎回いろいろと試行錯誤しています。
教室で3級以上位になると、基礎的なことは大部分身についているので、私が教えられることは少なくなり、本人が正しい努力をするかどうかになってきます。
4級以下の子は、明らかに足りない部分があるので、そこさえ修正すればすぐに強くなるはずです。
いつも書いている詰将棋によって、読みの深さ、精度、スピードなどが鍛えられ、
これさえしっかりやっていれば4級位すぐに到達するようにも思えますが、
それを面白いと思えない子は、他の方法を考えても良いとも思います。
将棋の強さには、
読みの深さ、スピード、精度(正確性)、形の知識、精神面
などが必要で、これらのどれかが低いだけで、棋力が伸びなかったりします。
5つのうち、4つは高いのに、一つ低いだけで、5つとも低い子と戦っていい勝負だったりすることもあります。
詰将棋は得意なのに、実戦では勝てない。
定跡は詳しいのに、実戦では勝てない。
勉強がんばっているのに勝てない。
というケースは上の要素のどれかがまだ十分でない可能性があります。
精神面というのは、とても大きな要素で、
教室に長く通ってくれていて、もっと強くなっているはずなのに成績がいまいち伸びていない子は、
精神面の要素がとても大きいと感じています。
ただ、私もネットで連敗とかすると、
「こんな弱い奴が、将棋教室やってて良いのか!」とかって、凹むときもあります。
偉そうに書くだけで、自分でも「お前が書くな!」という罪悪感に苛まれそうなので、
これについては、もっと強くなって、書いても恥ずかしくなくなったら書きたいと思います。
(そんなときは永遠に来ないかもしれませんが・・。)
今日は形の知識について書きます。
毎回行っている詰将棋検定でも、時間内にきっちり解けるようになるまで、
何ども同じ問題を練習してもらうことにより、詰みの形をしっかり覚えてもらっています。
将棋には詰みの形だけでなく、知らなければならない形がたくさんあり、
強い人は、数手先のたくさんの形の中からより有利な形を目指して指しています。
例えば、下の図の角と金の位置関係と、持ち駒の銀を見てください。

ある程度のレベル(教室で10級位)になれば、見た瞬間、何も考えずに3三銀と打ちます。
これは、この角と金の位置関係が実戦で出てきて、良い思いもしくは悪い思いをした経験から、形を覚えているので、
すぐに銀を打てばよいとわかるのです。
強い子ほど、こういう形をたくさん知っています。
もっと複雑な形でもすぐにわかったりします。
それは実戦での経験や、次の一手の本、定跡の本、棋譜並べなどによって、
たくさんの局面に触れることによって覚えています。
将棋中継のプロの解説など見ていると、
プロの形の知識の広さ、深さに驚きます。それでも多分知識のほんの一部を紹介しているに過ぎないでしょう。
たくさんの形を知って、先を読み、その知っているたくさんの形の中から、どの形がより勝ちやすいかを選んで次の一手を決めていくのです。
形の知識を高めるための初級クラスの子向けの将棋の本を紹介しようと思い、
私の蔵書の中からいろいろと探していたのですが、
今購入できるものでは、一番簡単なものでも「ひと目の手筋」です。
この本は、初心者初級者の子にはハードルが高い問題が多いのであまりお勧めできません。
なぜか、初心者向けの次の一手問題集で良いものが今は販売されていません。
そこで、昨晩、父さんが夜なべをして(?)、「実戦頻出必須手筋48」という上の局面くらい重要度の高いもの48局面をまとめたプリントを作りました。
夏休みの将棋の勉強用として、次回、初級中級トーナメント参加の子達にお配りします。
次回全局面を説明はできないので、是非お家でも考えてみてほしいです。
1か月後くらいには、全員が上の形くらいのものであれば、
48問を5分以内に解き切ることを目標にしようと思っています。
初心者の子達だけでなく、今10級前後くらいで伸び悩んでいる子達にも、
大きな効果を出してくれると期待してます。
2016-07-14 Thu
19名の参加でした。今回新たな試みとして、
教室開始前に集まってくれた子達による
「子供の、子供による、子供のための詰将棋講座」を開催してみました。
今までは個別指導形式だったのですが、教える側の人数が少ないので、1手詰の形がわかっている子達には、
大盤を使って一緒に3手詰の基礎を指導してもらいました。
今日は2パターンやったので次回は別のパターンを勉強して、何度も繰り返し勉強していきます。
講師は二段の6年生K君にお願いしました。
K君は、できた子を褒めてあげたりと、とてもやさしい先生をしてくれました。
初級クラスは前回まで二回で八枚落ちを棒銀で破る戦い方を勉強したので、今回は、
それを平手でどう生かすかについてお話ししました。
平手の方が好きな子も多いので、駒落ちと平手を交互に勉強していこうと思います。
初級の子には、棋力差のある一方的な展開の棋譜が良いので、将皇を棒銀で完膚なきまでに叩きのめす棋譜を紹介しました。
また、今日は駒の価値についてもお話しました。この考え方は基本なのでしっかりマスターして欲しいです。
次回は今回の話の復習をしたあと、少し応用の話もしていきます。
中級クラスは、前回に引き続き形勢判断の勉強をしました。
中盤の考え方、駒得している時にどうやって勝ちやすくしていくかについての私の考えをお話しました。
また、終盤のお互いの攻めの速度の考え方も話しました。一回で全部理解するのは無理だと思いますので、
何度も繰り返しやっていこうと思います。
お互いの攻めの速度を計るには、詰将棋の力が大事です。まずは、詰将棋検定5級位までの合格を目指してほしいです。
上級の子達は、プロの序盤から、知っていないと損する定跡についてお話ししました。
【詰将棋検定の合格者】
二段合格 5年生K君
ついに二段合格まできました。K君が三段に合格したら、詰将棋検定の全面改訂をしようかと考えています。
詰将棋の力ももっと鍛えてほしいですが、理解力が高いので先日お話しした動画視聴などをすると、
すぐにコツをつかんで大きく棋力が伸びるのではと思っています。
8級合格 4年生Y君
お引越しで、次回が最後となります。短い期間でしたが、とても真剣に将棋に取り組んでくれました。
東京は将棋するのに、とても恵まれた環境です。道場など通ってみるともっと棋力が伸びると思います。
【賞品付駒落ちトーナメント】
上級優勝 5年生S君
週末の大会に上級で出たいと言っていました。私は「まだ大変かも」とは話したのですが、
本人は上級の子達がどのくらい強いのか感じてみたいそうです。
そういうチャレンジ精神は素晴らしいと思います。勝ち負け気にせず、時間切れでも良いので、時間全部使って
自分が納得いくまで考えてきてほしいです。そういう経験がS君を更に上のステージにあげていくのだと思います。
中級優勝 4年生R君
中級では頭一つ抜けて強いので、本当は今日は上級で出てもらおうと思っていたのですが、欠席の子がいたために、急きょ中級で出てもらいました。次回は、上級で参加してもらいます。たかが将棋です。負けても何にもなくならないので、
上の級の子相手に思い切りぶつかっていってほしいです。
初級優勝 4年生E君
数回前に、お兄さんが優勝して少し遅れをとった感じだったのですが、ようやく優勝できました。
とても嬉しそうでした。14級に昇級してもらいます。
どうぶつしょうぎトーナメントは、3年生D君が優勝しました。
賞品についてですが、今まではなるべく将棋連盟のショップなどで将棋関連グッズを買っていましたが、
値段が高く、満足度が低いので、連勝賞以外の トーナメントの賞品については、将棋関連にするのを諦めました。
子ども達が喜び、かつ、保護者の方に迷惑ではないものという視点で賞品を選んでいます。
今日は、ドラえもんのグッズにしました。
夏休みになると、参加人数が減るので、トーナメントはお休みになると思います。
トーナメント進行の都合で、来るか来ないかわからない子がいると、とても困ります。
お休みの場合は一文でよいので、メールをいただくようお願いいたします。
2016-07-07 Thu
今日はお休みの子が3人で19名の参加でした。最初に詰将棋検定を行いました。
詰将棋検定は、5分以内に全問解けるようになるまで、毎回同じ問題をやってもらっています。
これは簡単な詰みの形を覚えてもらうということが目的です。
たまに「何でいつも同じ問題?」と聞かれることもありますが、
それは、詰みの形を正確に理解できていないからです。
6級までの問題は間違えても、解けなくても持ち帰りできますので、きちんと解けるようになるまで仕上げる必要があります。
初心者の将棋勉強法については以前書いた記事をご覧ください。
今日もクラス別に、トーナメントを行いました。
今回初級では、トーナメント一回戦で負けてしまった子だけが参加できる敗者復活トーナメントも開催しました。
大盤の勉強は
初級クラスは前回に引き続き、八枚落ち定跡の勉強をしました。
基本的な攻め方を教えているので、家では詰将棋の練習を頑張れば、棋力は大きく伸びていきます。
中級クラスは、形勢判断のついてお話しをして、私の実戦から、どう形勢判断をしたのかについて説明しました。
上級の子達は、先週の叡王戦の佐藤中村戦の棋譜を一緒に見ていきま した。
序盤の指し方は最近勉強しているので一緒に楽しめたかと思います。
棋譜を復習したい子は下を見てください。
http://www.eiou.jp/kifu_player/20160705-2.html
【クラス別駒落ちトーナメント】
上級優勝 二段K君
中級優勝 7級Y君
兄弟で連勝中なので、次回は初戦で兄弟対決してもらおうかと思っています。
初級優勝 14級 A君
二回連続優勝です。13級に昇級してもらいます。
次は上のクラスで指してもらおうと思います。
【初級敗者復活トーナメント】
優勝 15級 Y君
今回から新入会、一手詰も覚えたてなのに優勝できました。
【詰将棋検定の合格者】
12級合格 A君
トーナメントも二回連続優勝中ですが、次回からは級も上がって、相手も強くなり、詰将棋も難しくなります。
とてもセンスは良いので、しっかりと勉強すると強くなると思います。
13級合格 T君
ようやく1手詰の基本の形は覚えました。次回からは簡単な3手詰の問題になります。
詰将棋検定の裏にある問題をしっかり考えてくると良いと思います。
14級合格 K君
教室開始前の詰将棋の練習では、しっかり勉強しているのがよくわかりました。
15級合格 Y君
前回駒の動かし方を教えて、今日初めて詰みの形を6年生のY君から教えてもらったのですが、早速合格することができました。
大盤の話も熱心に聞いてくれて、棋譜も正確に覚えているので驚きました。
今日渡した13級の問題をしっかりマスターして次回の試験に臨んでほしいです。
どうぶつしょうぎトーナメントは、
全国大会にも出場した4年生S君が優勝すると思っていましたが、
持ち駒が見えなくて勘違いしたこともあったようで、準決勝で負けてしまい、結局、5年生のK君の優勝となりました。
もう1回位はどうぶつしょうぎトーナメントを行って、その次はまた別のゲームを考えようかと思っています。
今日の賞品は、ある事情でLPSAからもらった非売品ストラップです。
LPSAは女流の将棋の組織なので、うさぎの絵が女の子向けだと思い、一つ余ったのは現在教室唯一の女の子で、
いつもおそうじ、片づけをがんばってくれているYちゃんに渡しました。
今日も教室開始前の準備たくさんの方にお手伝い頂きありがとうございました。
隣の部屋でホワイトボードを使ってしまっており、1階から持ってこなければならなかったので大変助かりました。
2016-07-02 Sat
この1か月半で初心者の子達が8人も新たに入会してくれました。センスの良い子も多いので、私も気合が入ってきています。
中には、ブログで紹介した本を買った方、お家で将棋の勉強を始めた方などもいらっしゃるようなので、
これまでにもブログに書いたことがあるのですが、将棋の本の読み方について私の考えを書きます。
前回も書きましたが、
ルールを覚えたら、まずは指してみるのが良いです
私の知っている限りでは、PCではハム将棋がおすすめで、アプリだと将皇入門編がおすすめです。
他にもいろいろと初心者向けのアプリはあると思います。
指せるようになったら、
詰将棋を解いていくのが上達の近道です。
先日「一丁目三番地」という本を紹介しました。
解き方についてですが、見てわからなければすぐに答えをみて良いです。
最初の段階だと、難しすぎるかもしれないですし、難しいのずっと考えていてはストレスがたまり、将棋が嫌になってしまうかもしれません。
ドンドン答えをみて、答えの意味を理解することが大事です。
一丁目三番地の場合ですと、最初は一手詰だけで十分です。
問題を見て、答えを見て、詰んでいることを確認したら次に行き、
一手詰めの章を解き終わったら、また最初から解いていきます。
今度もわからなければ答えを見るというのを繰り返すと、そのうち、答えを見なくてもわかる問題も出てきます。
何度も繰り返して、全問答えを見ないでもわかるようになった時には、
教室の級は3級位は確実に上がっているはずです。
ある程度強くなってきたら、一問を10分とか20分とか真剣に考えるのも大事ですが、
最初は基礎的な詰まし方、駒の使い方が頭に入っていないので、何をどう考えたら良いのかすらわかりません。
一手詰を解けるようにするのは、考えるための材料を身に着けるための作業です。
詰将棋検定13級の問題は、本当の基礎問題なので、5分で12問完璧に答えられるようになるまで、何度も繰り返してもらっています。
わざわざ本を買わなくても、最初は、詰将棋検定の問題の復習、裏の問題を見る、ソフトなどと指してみるだけでも、
上達していくと思います。
将棋教室の時だけ将棋に触れるのでは、強くなるペースはなかなか上がっていかないと思います。