2014-08-30 Sat
定跡書での勉強についてのコメントを頂いたので、今日はそれについての私の考えを書きます。
(あくまで私の考えですので、参考程度にしてください。)
実戦ではなかなか定跡書の通りには進まないので、勉強しても意味がないと思われる方もいるかもしれません。
私も定跡書の通りで勝った記憶はほとんどありません。特に中級クラスでは相手が定跡を知らないので定跡通りには絶対進まないでしょう。
これまでは将棋の勉強としては主に詰将棋と棋譜並べについて書いていました。
定跡書について書かなかったのは、小学生が読みこなすのは大変だと思ったからです。
私も定跡書が大好きでたくさん持っています。
たくさんの定跡書を読みましたが、頭に残っているのはごくわずかです。
自慢ではないですが、私も覚えるのが苦手なので、読んだそばから忘れていきます。(笑)
(息子のことをあまり言えません)
定跡書で勉強するのは棋譜並べと似ていると思います。
棋譜並べは解説が少ないので感覚的に将棋を学ぶのに対して、
定跡書は詳しい解説で理屈を理解する勉強とも言えると思います。
ここで勉強するのは、実戦で定跡の通り進めて勝つためではなく、
①その戦法の考え方を学ぶこと
②その戦法の勝ちパターンを知ること
③その戦法でやってはいけない手等を知ること
④その戦法の攻め筋を知ること
⑤一見互角に見えるがその戦法で有利な形を知ること
等です。
これらをたくさん知っていれば、実戦で様々なケースを想定しながら、
戦うことができます。
将棋では戦法によって様々な常識があります。
知らないだけで不利になってしまうこともよくあります。
そういうことを少なくするためにも定跡の勉強は大事です。
相手の得意な形にハマってしまえば格下にも負けますし、
自分の得意な形に引き込めば格上にも勝てます。
その駆け引きも将棋の序盤の面白いところです。
読むだけではなく、盤を使って自分で考えながら勉強していくのが良いと思います。
結局は本の内容が頭に入っていなければならないので、
一番良いのは本の手順を覚えることです。
100%覚えることは不可能ですから、わからないところは飛ばして、
自分の戦いに出てきそうな場面を中心に何度も読み直して覚えると良いと思います。
理想は定跡書の目次を見て、その目次ごとの考え方を軽く言える位ではないでしょうか。
実戦ではそのマスターしている攻め方をベースに、どう攻めていくかを考えていくのが良いと思います。
上手くいかなかった場合にはその将棋をじっくり考え何故上手くいかなかったのかを考え、次どうするかも考えます。
これを繰り返してその定跡が自分のものになっていくのだと思います。
相手が定跡通り指して来ないということは、相手が良くない手を指している場合もかなりあると思うので、
定跡通りでない相手の手の何が悪いのか?を考えるのも面白いと思います。
私のお薦めの定跡書は次の一手形式の
指しこなす本シリーズです。
もちろん私は全部持っています。
(四間飛車を指しこなす本は一度3冊とも捨ててしまい、最近買い直しました)
難易度的にお薦めなのは
四間飛車を指しこなす本
![]() | 四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾) (2000/03) 藤井 猛 商品詳細を見る |
パワー中飛車を指しこなす本
![]() | パワー中飛車で攻めつぶす本 (最強将棋21) (2009/12) 鈴木 大介 商品詳細を見る |
です。
この本は繰り返し読んでいけば自然に定跡をマスターできるのでお薦めです。
特に藤井猛九段の本は本当にわかりやすいです。
私は将棋の考え方の多くを藤井九段の本から学びました。
もし私の将棋の説明がわかりやすいと思ってくれる子がいれば、
その2割強は藤井九段の言っている話だと思ってもらってもよい位です。(笑)
定跡書の勉強は小学生にはまだ早いかもしれませんが、
一応やっている子も居たので自分の考えを書かせて頂きました。
2014-08-28 Thu
今日は体験の子が一人で13名の参加でした。詰将棋チャレンジ、前回の問題の復習、今回の用語の勉強、どうぶつしょうぎの団体戦、手合いカードを使った対局をやっていきました。
今回から、どうぶつしょうぎは「どうぶつしょうぎウォーズ」と同じ2分切れ負けにしました。
駒の効きを数えたりする練習として「どうぶつしょうぎ」は良いと思っていますが、あまり時間をかけたくないのでこういう形にしました。
「どうぶつしょうぎ」の団体戦をやっている間に、対戦のない子に将棋盤の準備をしてもらえば、効率よく勉強を進められます。
今日は、昇級のかかった長考派の二人の重要な対局があり、相当長くなる可能性が高かったため、将棋の団体戦はやりませんでしたが、来週からは将棋の団体戦もやっていく予定です。
今日は4名も昇級しました。
全体的なレベルが明らかに上がってきているので、教室内で勝てなくても全然気にしないでください。
絶対勝てそうな組み合わせにはならないようにしているので、調子が悪ければたくさん負けてしまいます。
体験に来てくれた子は、私が用意してきた1手詰の問題は簡単に答えることができました。
教室内の他の子のやる気に少し圧倒されていたような感じもありましたが、
また参加して貰えればと思います。
現在のチームの得点を記載しておきます。
Y君チーム(5級Y君、11級H君、11級トモフミ君) 17ポイント
ユタカ君チーム(5級ユタカ君、9級S君、14級S君) 19ポイント
4年生のR君チーム(5級K君、11級2年生R君、11級4年生R君) 17ポイント
M君チーム(5級D君、8級M君、14級Aちゃん) 18ポイント
凄い接戦です。
どうぶつしょうぎの団体戦ではY君チームが初戦を勝つことができました。
次回、ユタカ君チームとの団体戦直接対決の結果で、どのチームがリードするかが決まります。
今日はユタカ君チームの1年生S君が積極的に答えることができ、2ポイント獲得したのが大きかったです。
本当は3チームはもう少し点が高かったのですが、最後に教室の片づけをやっている時に、
4名騒いでいる子が居て、注意しても静かにならなかったので、減点させてもらいました。
減点した途端に静かになりました。(笑)
次回は9月2日に実戦練習会をやります。
ipadを使った棋譜の勉強の他に、ジュニア銀河戦に向け以前からやろうと思っていた特別な勉強もやります。
最近は火曜日も人数が増えてきたので、火曜日と木曜日の手合いカードは共通にします。
連勝中の子は火曜日も勝てるようにがんばってください。
2014-08-25 Mon
今回は6級のY君が昇級にリーチがかかっています。久しぶりのチャンスとなるので頑張って欲しいです。
昇級の一局はなるべく強い子と当てるようにしています。
禁断の兄弟対決はなるべく避けたいので、木曜日のメンバーでは5級のD君かユタカ君との対局となります。
私はD君の強さの方を信頼しているのですが、D君とは前回やったばかりなので、ユタカ君と戦ってもらうことにします。
教室内では勝率の低いユタカ君ですが、相手の昇級がかかっていると何故か力が出るようで、
9級のS君も何度も昇級の目を潰されていました。
長考派の二人の対局なので、20分30秒の大会ルールで戦ってもらいます。
ユタカ君が負けると6連勝となり、賞品が上がっていくので、昇級後の手合いで私と戦うか、
禁断の兄弟対決をしてもらうか、火曜日であれば2級のT君と戦ってもらいみんなで全力で連勝を止めにいきます。(笑)
次回は見学の子も来てくれる予定です。
最近は上達している子が多く、初心者レベルの子が少なめなので、そういう子が増えてくれればよいと思っています。
また、先日9級のS君のお祖父さんから伺って、今朝の新聞にも載っていて知ったのですが、
10月4日に天童市で同時対局の世界記録に挑戦するイベントがあるそうです。
将棋のルールさえ知っていれば良いそうなので、
妻も説得して参加させることにしました。
もちろん私も参加します。
3400人は相当厳しい数字だと思いますが、
滅多にないチャンスなので、皆さん是非ご参加ください。
詳細はコチラをご覧ください。
http://www.tendojc.com/modules/ccenter/?form=2
2014-08-22 Fri
最近は初級も中級も一緒のプリントを使って勉強しています。基礎的な手筋から難しめのものを混ぜて勉強しているので、
全員にとって勉強になっていると思います。
プリントの知識がきちんと身に付くかどうかが、上達の速度と関係しています。
最近は教室ではあまり復習をしていなかったのですが、
次回よりチームバトルに「前回の復習」も取り入れることにしました。
次回から通常の講義の前に、前回の問題の復習を行います。
各チーム2問ずつ解いて貰います。
答えられるのは1人1回なので、チーム内で最低二人は答えられる子が居ないとポイントが減点されてしまいます。
14級、15級の子が答えることができればポイント2倍なので、
ユタカ君に話したら、始まる前に同じチームの15級のS君と答え合わせをするつもりだそうです。
詰将棋チャレンジもあるので、教室の始まる前の時間が忙しくなりそうです。(笑)
2014-08-21 Thu
今日は10名の参加でした。最初に今回からの新たな試み「詰将棋チャレンジ」をやりました。
詰将棋バトルは一生懸命やる子と、全くやらない子にわかれていて、
今一盛り上がりに欠けるようになってきたので、新たなやり方を考え中です。
しばらくは用意した難しめの問題をみんなで解いてもらおうと思います。
詰将棋バトルが嫌いな子も一生懸命考えてくれていました。
あえて駒を動かしてはダメというルールにしました。
問題を選定するのが私の腕の見せ所です。
難し過ぎても簡単過ぎても子供達は面白くありません。
次回もちょうどよい問題を用意します。
久々に用語集の続きをや っていきました。
今日の用語の中にも、歩の手筋等の重要な用語があったので、
じっくりと勉強しました。
火曜日の回は棋譜中心の勉強で、木曜日は手筋や定跡等の勉強をやっていきます。
チームのためにみんな真剣に考えてくれました。
一応チームごとの現在の得点を記載しておきます。
Y君チーム(6級Y君、11級H君、11級トモフミ君) 12ポイント
ユタカ君チーム(5級ユタカ君、9級S君、15級S君) 7ポイント
4年生のR君チーム(5級K君、11級2年生R君、12級4年生R君) 8ポイント
M君チーム(5級D君、9級M君、14級Aちゃん) 9ポイント
最下位のユタカ君チームもどうぶつしょうぎの団体戦で初戦を勝っていますので、
全チーム拮抗した状態です。
来週以降どうなっていくのか楽しみです。
2014-08-20 Wed
まだ夏休み中の子も多く、明日もどのくらいの人数が集まるかはわかりませんが、いよいよ新たなチームでの戦いを始める予定です。
全員が楽しく教室で勉強するためにはチーム対抗にするのが良いと現時点では思っています。
明日の教室でも発表しますが、
一応全チームのメンバーを記載しておきます。
Y君チーム(6級Y君、11級H君、11級トモフミ君) 級の合計28
級のバランスが最も取れたチームです。
前回優勝チームのトモフミ君をY君がコントロールできるかが、勝負のポイントになるかもしれません。
ユタカ君チーム(5級ユタカ君、10級S君、15級S君) 級の合計30
最強戦で大活躍の二人がいるチームです。
大盤クイズでポイント2倍の15級S君がどれだけがんばれるかが
優勝するための鍵となります。
4年生のR君チーム(5級K君、11級2年生R君、12級4年生R君) 級の合計28
強い子が揃っていて弱点が少なく、優勝確率が一番高いと思われるチームです。
前回優勝チームの勝負強い4年生のR君がリーダーシップ・勝負強さを発揮できるかが鍵となります。
M君チーム(5級D君、9級M君、14級Aちゃん) 級の合計28
どうぶつしょうぎが一番強いD君の居るチームです。
このチームも大盤クイズでAちゃんがポイントをどれだけ稼げるかが大事です。
M君が団体戦で級が上の子を倒せれば、確実に優勝争いに絡めるでしょう。
以上4チームで戦っていきます。
見学に来てくれる予定の子もいるので、新しい子が入った場合には、どこかのチームに助っ人として入ってもらいます。
また、今回から新たな種目「詰将棋チャレンジ」も追加します。。
講義開始前(17時30分頃)に、大盤に詰将棋の問題を用意しておきます。
講義開始(17時40分)までに
それを正解すればチームに3ポイント入ります。
少し難しめの問題を出しますので、同じチームの子同士で協力して解いてみてください。
クイズ形式の講義は14級、15級の子が答えれば2ポイント、それ以外の子が答えれば1ポイントとします。
(級が低い子がいると、団体戦等では少し不利かもしれませんが、クイズでは有利になります。)
通常の対局は勝てば1ポイント入るということにして、それとは別に、
将棋の団体戦、どうぶつしょうぎの団体戦も行います。
団体戦は総当たりのリーグ戦で優勝が20ポイント、2位が15ポイント、3位が10ポイント、4位が5ポイントとなります。
明日、メンバーが揃っているチームが二つあれば、どうぶつしょうぎの団体戦の1回戦を行います。
一応全6~8回程度で終わりにします。
総合優勝のチームには、お馴染みのどうぶつしょうぎガムを一人一個ずつプレゼントします。
騒いだりしている子がいるチームはポイントを減点しますので、
各チームのリーダーの子は自分のチームの危なそうな子のフォローもお願いします。(笑)
また、明日か来週の回に、以前大会の記事の時に書いた秘密の練習を開始します。
先日優勝した大会前日に「舟囲いって何?そんなの聞いたことない」と言って、私を愕然とさせた
驚異の記憶力を持つユタカ君にも効果抜群だった方法なので、上手く行けば9月以降の大会で成果が出てくれると思います。
2014-08-19 Tue
今日は6名の参加でした棋譜の勉強や私との対局を中心に勉強していきました。
棋譜を見なければわからないこともあるので、
来てくれた子には勉強になったと思います。
次回から、プリントの勉強を再開していく予定です。
9月21日(日)にまた大会があると思うので、それに向けて、
全体のレベルを上げていきたいです。
2014-08-12 Tue
息子達は神戸の祖父の所に行ったり、東京の私の実家、千葉の妻の実家に行ったりと忙しく、19日は不参加の予定です。
また人数は少なめになると思うので、ipad等を使って、
子供達の棋譜を見て修正点を直したり、私との対局をメインとして勉強しようと思います。
都合のつく子は是非参加してください。
私もお盆は実家に帰るので、関東圏の将棋道場で将棋をたくさん指す予定です。
おそらく、来週19日までブログの更新はお休みになると思います。
(将棋関連の面白い出来事があればブログに掲載します。)
将棋とは関係ないですが、写真は、
奈良公園で、鹿せんべいを持ってふざけ過ぎ、鹿にキレられて、軽く蹴られているトモフミ君の写真です。

2014-08-05 Tue

今日は7名の参加でした。
私は途中で帰ってしまったので今日教えてもらったのですが、
先日の花笠将棋大会のBクラスで教室内で2級のT君が3勝したそうです。
大会前に、まだBクラスはまだ早いかもしれない等と言い、大変失礼しました。(笑)
十分通用しているので次回は入賞を目指してほしいです。
今日は
前回に引き続き、子ども達同士の対局の感想戦を大盤を使ってやりました。
プロの棋譜を並べるのとは違い、明らかに悪い手がたくさん出て来るので、
その手が何故悪いのかをみんなで考えたりとかなり勉強になったと思います。
手応えを感じているので、休み明けの教室でも今日のような勉強を取り入れていこうと思います。
特に火曜日の回ではたくさんやろうと考えています。
今日は近くで花笠まつりがあり、教室の子のお母さんで踊る方もいらっしゃったので、
いつもより早めに終わらせてもらいました。
しばらく教室はお休みになります。
次回19日までにできる子は練習頑張ってほしいです。
2014-08-04 Mon
明日の教室が終わってから2週間のお休みとなります。夏休みは時間があるので、大きく成長するチャンスです。
例えば、
これからの2週間詰将棋を徹底的に頑張れば、
休み明けに急に強くなってみんなをびっくりさせることもできます。
いつも教室でやっている詰将棋の本をもっと早く解けるようにするのでももちろん良いですが、
教室でやっているより難しい本をしっかり考えて解くようにする訓練等でも良いと思います。
(詰将棋の訓練方法に関する過去の記事はコチラをご覧ください)
一応お勧めの詰将棋の本を書いておきます。
対象レベル;教室内の級
同じ対象レベルの本は難易度が低い順に書いています。
(12~15級)
羽生の1手詰、羽生の3手詰
(11~5級)
3手詰ハンドブック、5手詰将棋、7手詰将棋、5手詰ハンドブック
(4級~)
爽快3手詰トレーニング、脳トレ5手詰、9手詰将棋、7手詰ハンドブック
以上は私が解いた感覚で分類しました。
例えば「爽快3手詰トレーニング」には
簡単な問題もたくさんありますが、中段玉を仕留めるようなちょっとイメージしにくい問題が多く、
教室内の5級以下の子ども達の棋力だと、楽しくスラスラは解けない可能性が高いと思うので、
4級以上に分類しました。
私が勝手に考えた目安なので参考程度としてください。
詰将棋を好きでない子供は、自分に合う面白い問題集に出会っていない可能性もあります。
面白い問題の条件というのはその子によっても違いますが、
私の印象だと、盤面の駒数が少なく、実戦的な形(実戦にでてきそう)、いかにも詰みそう、詰んだ時に爽快感がある、自分にちょうど良い難易度等の点が挙げられます。
簡単な問題をスラスラ解くのが好きな子もいれば、じっくりと考えるのが好きな子もいます。
いろいろと試してみて欲しいです。上記の本は全て私が大好きなお勧めの本です。
また、課題が明確な子に対してお勧めの本も書いておきます。
序盤・中盤はとても強いのに、寄せが今一遅い6年生のY君、M君にお勧めの本は、
「光速の寄せ(振り飛車編) 、光速の寄せ(矢倉編) 」です。
この本は元々2冊だったのが一冊にくっついて復刻した本で、様々な難易度の問題が混在していますが、
特にお勧めなのが、第2章の光速の手筋編の部分です。
寄せのイメージを問う問題が振り飛車編120問、矢倉編で80問載っているので
これらの問題をわからなければ答えをみて、盤に並べて
相手の囲いごとに寄せのイメージを持つようにすれば、大幅に棋力は伸びると思います。
最初は振り飛車編(自分が振り飛車・相手が振り飛車の両方が載っています)が良いと思います。
二人が光速の寄せを身に付ければもう教室内に敵はいなくなります。(笑)
もちろん他の子がやっても良いですが、この二人に一番必要な部分だと思います。
詰将棋の早解きと合わせてやれば、2週間で大きく棋力が上がります。
小学生としては最後の年となるこの二人には是非大会で活躍してほしいです。
二人とも実力は充分備わっているので、格上に勝つこともよくあります。
勝てるはずの相手に負けることも多いのは、早解きの練習が足りずに読みの精度が少し低いからです。
将棋はどんなに強くても1手とても悪い手を指せば負けます。
弱点を修正すれば安定した結果が出るようになります。
既に持っている詰将棋の本や上記の詰将棋の本、教室のプリントの復習等で
休み明けに教室内のパワーバランスがどのように変わったか見るのを楽しみにしています。
将棋の本は良い本ばかりで、他に既にお持ちの本があればそれでも良いですし、
自分で図書館等で他の本を探してやってみても良いと思いますが、
一応私のお勧めを書かせてもらいました。
他に個別にご相談されたい方は、教室でもメールでも是非お問い合わせください。
2014-08-03 Sun

教室からはBクラスでT君、
高学年の部でY君、M君、ユタカ君
低学年の部でK君、3年生のS君、2年生のR君、D君、トモフミ君
と全部で9名の参加でした。
低学年の部でK君が4位、S君が6位に入りました。
小学生のクラスで参加した全員が3勝2敗~2勝3敗の中に収まりました。
まずまずの結果だったと思います。
最初に誰と当るか?初戦勝てるか?全勝の子が奇数人数だった時に当るかどうか?等が結果に大きく影響します。
同じクラスで出た二人の子で、
教室では2枚落ち以上の差があるのに、
強いはずの方の子が2勝しかできず、いつも駒を落としてもらっている子が3勝というケースもありました。
納得いかない結果だった子は今回の結果は気にせず、次回頑張ってほしいです。
明後日の教室は花笠祭りと重なることもあり、
相当少人数になると思いますが、来てくれた子にはじっくりと棋譜を見ながら指導しようと思います。