2014-04-21 Mon
将棋は個人競技です。教室で、対局中におしゃべりをすると私が怒るので、
中々、教室の子同士が仲良くなっていくというチャンスが少ないと思います。
また、中には、
どうせ大会じゃないから負けてもいいや
と思って指している子もいるように思えます。
連勝賞や昇級賞もありますが、
棋力の伸びが止まっている子には無縁のものとなってしまっていて、
それを目指してがんばっている子も多くはないです。
そこで、
教室内で団体戦を開催してみようと思います。
自分が負ければチームのみんなに迷惑がかかると思えば、
今まで以上に真剣に指す子も出てくるかもしれませんし、
チーム内で仲間意識が芽生えるかもしれません。
そういう狙いです。
6月に団体戦の大会が開かれます。
これは同一小学校の3人で出場するもので、
既に教室では、三小と四小でチームが作れます。
教室内では他のチームは混合編成で作ろうと思います。
大会後は、なるべくたくさんの子と仲良くなって欲しいので、
チーム編成を変えたりしたいと思っています。
とりあえず一度やってみてその後のやり方を考えます。
昨日、来てくれた子達には、
24日から団体戦をやるとお伝えしましたが、
24日の回は、体験に来てくれる子達や、臨時で参加してくれる子も居るので、
通常の教室の内容にして、
その次の5月1日の回は講義を短めにして、団体戦をやってみようと思います。
ちょっとした将棋グッズの賞品も用意するので、多分燃えると思います。(笑)
24日には、
昨日の大会での成績に納得がいっていない子が、
準優勝のK君に挑戦する対局をやろうと思っています。
(中級で出た子が他市から二人参加してくれる予定です。)
準優勝者のプライドと、結果が出せなかった子の悔しさがぶつかるリベンジマッチです。
こういうプロレスのような図式を勝手に作るのが私は大好きです。(笑)
(4人ともK君に負けたわけではないので、本当はリベンジは全く関係ないです。)
仲間の中で、良い成績を残す子が一人出ると、
「俺もできるはず!」と思う子も出てくるので良い循環になります。
K君の準優勝は本当に良かったです。
K君は準優勝者にふさわしい立派な将棋で強さを見せつけて欲しいですし、
中級で出た子達は、K君に勝って「本当は自分も準優勝できた!」と自信を付けて欲しいです。
ちなみにユタカ君は負けても平気になったそうで、悔しくもなんともないそうです。(笑)
NHKのニュースに出て学校で言われたので満足したようでした。
