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有段者の子供へお勧めの将棋の本
有段者向けの将棋の本を紹介して欲しいというコメントを頂きました。


私は誰かに将棋を教わったことはなく、
本でのみ勉強してきました。

子供達に教える内容も、私オリジナルの内容は少なく、
いろいろな本で読んだ内容で私が大事だと思うことを伝えています。

優れたプロの本の内容を噛み砕いて子供達に説明することで子供達を私より強くしたいです。


将棋教室を始めてから、
私の棋書を買うペースは更に増しました。
本の冊数等は妻がたまにこのブログを読むので、公表はできません(笑)が、
凄いことになっています。

どうやったらより子供達にわかりやすく伝えられるかと思い、
子供向けの本もたくさん買って読んでいます。

詰将棋・必至系はほぼ全て買いますし、
定跡書も良さそうなら買います。
もともと居飛車党なのですが、
教室には振り飛車党の子も多いので、どっちの定跡書も買います。
もちろん相振り飛車の本も買います。

もしかしたら、「将棋」より「将棋の本」が好きなのかもしれません。(笑)


他人の持っている将棋の本も凄く気になるので、
大会会場等ではいつもチェックしてます。

先日の将棋大会の会場で、
息子の対戦相手の子が
ある将棋の本を持っていました。
それは私でも苦労した思い出のある21手以上の詰将棋も載っているとても難しい本でした。

それを見て私はビビってしまい、
3手詰しかやっていない息子は絶対に勝てないだろうと思っていましたが、
結果は息子の完勝だったようです。

その子のレベルに合った本ではなかったようです。


自分に合った良本を何度も繰り返すことが、
本で将棋を勉強をする上ではとても大事です。


言ってることとやってることが矛盾していますが、
たくさんの将棋の本は要りません。反復が大事です。(笑)


教室の子やブログをご覧の方でも、将棋の本についてはご遠慮なくご相談ください。
あまり本ばかり買わせると悪いと思い、いつもは紹介をセーブしてます。

将棋本マニアは自分の将棋の本について語るのが楽しくてしょうがないのです。

今回、コメントを頂いたので、少し書きます。


とりあえず今回は絶対に間違いのない有段者向けの良著をご紹介します。

将棋の本好きの人にとっては当たり前の本ばかりで、恥ずかしいくらいですが、
将棋の本に詳しくない方のために書きます。



(1)羽生善治の終盤術1~3
羽生善治の終盤術(1) 攻めをつなぐ本 (最強将棋21)羽生善治の終盤術(1) 攻めをつなぐ本 (最強将棋21)
(2005/12/22)
羽生 善治

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羽生善治の終盤術〈2〉基本だけでここまで出来る (最強将棋21)羽生善治の終盤術〈2〉基本だけでここまで出来る (最強将棋21)
(2006/04)
羽生 善治

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羽生善治の終盤術〈3〉堅さをくずす本 (最強将棋21)羽生善治の終盤術〈3〉堅さをくずす本 (最強将棋21)
(2006/06)
羽生 善治

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この本は羽生三冠の実戦から終盤の手筋を次の一手形式で解いていく本です。
羽生三冠の解説なので、まるで直接指導を受けているような感じです。
有名なアマ強豪の方が毎日この本を全問解いていると何かの雑誌に書いてありました。
形を頭にいれてセンスを磨いているのだと思います。
難易度は
3が一番簡単で2→1の順に難しくなります。

この本を繰り返し解くのは、
終盤の棋譜を繰り返し並べるのと似た効果があるのだと思います。




(2)プロの手筋 詰めと必至400
プロの手筋 詰めと必死(受けなし)400―プロの実戦から学ぶ寄せの手筋400題プロの手筋 詰めと必死(受けなし)400―プロの実戦から学ぶ寄せの手筋400題
(2009/09)
森 〓二

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この本は凄いです。前半250問が実戦詰将棋、後半150問が実戦必至問題となっています。
盤に並べなければ解くのはきついと思います。

私のやり方は、
激指(ソフト)にこの局面をまず打ちこみます。
それを自分で考えて、自分の答えを出します。
その後、激指を使ってこの局面を検討します。
激指相手にこの局面から何回やっても詰ますことができるようになればその問題は終りです。

激指でも解けない詰み問題もいくつかありました。


変化が膨大なのですが、実戦で有効な詰め手筋がたくさん出てくるので、
普通の詰将棋より、実戦で効果があると思います。

よくプロがテレビ等の解説で、
しっかり読まずに
「これは多分詰んでますね」
と勘で言っているのを見ます。
その勘はいつも当たっています。
あれは、形と持ち駒の数で読まなくても駒余り位で絶対に詰むというのが分かるのだと思います。
そういう感覚が身に付く本だと思います。


実は私はこの本の詰将棋編は何度か繰り返したのですが、
必至は難易度が高すぎて途中でやめてます。
もう少し強くなってからまたやろうと思ってしまったままだったので、
また始めようと思います。

今見たらアマゾンで品切れになっていますが、
過去に何度か品切れ後に復活しています。
また復活するかもしれませんので、その際は購入をお薦めします。

追記:ブログを読んでいただいた方に教えて頂いたところ、
発行元の木本書店のHPで注文できるそうです。


すぐ欲しい方は
似ている本のこちらをお薦めします。
上の本より解説は少ないですが、問題は似ています。
同じような勉強ができます。
ただ上の本の方がお勧めです。
必殺!! 詰めと必死と寄せ300題必殺!! 詰めと必死と寄せ300題
(2008/08/12)
森 鶏二

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(3)凌ぎの手筋
凌ぎの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)凌ぎの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)
(2013/04/03)
金子 タカシ

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この本も素晴らしい本です。
自分の玉がどうなったら詰むのかを考えるので、難易度が高いものも多くあります。
実戦でも、ギリギリ詰まない変化等をきちんと考えられるようになると思います。
絶対絶命でも諦めない根性が身につくと思います。
体調が悪い時は読みたくない本です。(笑)

この本と、
下の二つの本は金子タカシさんの三部作と言われており、
どれも有名な名著です。
寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)
(2010/04)
金子 タカシ

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美濃崩し200 (最強将棋レクチャーブックス)美濃崩し200 (最強将棋レクチャーブックス)
(2010/12)
金子 タカシ

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(4)詰みか必至か?
最近発売されたばかりの本で、
私が今解いてるのがこの本です。
詰みか必至か? 196問詰みか必至か? 196問
(2013/12/06)
青野 照市

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この本、本屋さんで買った時は最初の数問がとても簡単だったので、
最近将棋を再開した5歳の次男に解かせようと思っていたのですが、
家に帰ってきて読んでビックリ、ドンドン難しくなってきて、
私でも大変な問題ばかりになります。
でも面白いので私が解いています。
一問だけ紹介します。
201312171
実戦でこうなって詰ませられなかったら悔しいと思います。
こういう詰みそうでよく考えると大変な問題がたくさん載っています。
まだ買ったばかりで途中までしか解いていないのでこの本の完全な評価はできませんが、
お勧めです。
難易度はバラバラですが、良い問題が多いです。


全部終盤の本になりましたが、
小学生が定跡書を読み込むのは結構大変だと思い、
今回はこういう本をご紹介しました。

記事が長くて、読む方は苦痛だったかもしれませんが、
書いていて止まらなくなってしまいました。
全然書き足りないのでまた書きたいと思います。(笑)

教室の詰将棋の本も、
ユタカ君とD君は今の本が終わりそうなので、
1月からは新しい本をやりたいと思っています。

今回紹介したのは有段者向けで、
教室の子達にはもっとピッタリの本がたくさんあります。
知りたい子はご相談ください。


将棋の本 | 22:52:43 | トラックバック(0) | コメント(4)