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こどもに将棋を教える方法 初級編 ①詰められ将棋
3手詰めの詰将棋に慣れてきたら、
5手詰めの詰将棋を解くのも良いですが、

他に私が効果があると思うのは、
詰められ将棋」です。

初心者の子供達の将棋は
攻め99%、守り1%位であることが多いです。

攻める手を考えるのは楽しいですが、
守る手を考えるのはあまり楽しくないのかもしれません。

攻めは強いのに、
自分が攻められた時には
まるで
「臭いものに蓋」でもするかのように、
自分の玉を見ない子もいますが、
そういう子は中々勝てません。

そういう子をみると、本当にもったいないと思います。



強くなる上では、自分の攻めばかりではなく、
相手の攻めも見て、
「どちらの攻めが厳しいか」、「どちらの攻めがより速いか」を考える必要があります。

相手の攻めの方が厳しかったり、速かったりする場合には、
攻めあったら負けてしまうので、
その攻めを受けて、相手の攻めを緩和したり、相手の攻めを遅くする必要があります。

この守りの意識をつけるのに、
「詰められ将棋」は効果的だと思います。


やり方は簡単です。

今まで普通に解いていた詰将棋の本を逆さまに持って、
どうやったら詰まされるかを考えれば良いのです。
image (23)
(この問題は5手詰めなので教室の子にはちょっと難しいかもしれません)

これを繰り返すことによって、
自然に「自分の玉の安全度を考える癖」をつけることができます。

自分の王様をみて、
この形は危ないぞ!
などと気づくことができるようになります。



「詰められ将棋」はやってみるとわかると思いますが、普通に解くより大変です。

 相手の手を考える訓練にもなります。


教室では、毎回やっている詰将棋タイムトライアルでゴールまで行った子には、
この「詰められ将棋」のタイムトライアルに挑戦してもらおうと思っています。






こどもに将棋を教える方法3(初級編) | 20:05:59 | トラックバック(0) | コメント(0)