2013-05-01 Wed
前回の教室でも、最後余った時間で数試合どうぶつしょうぎをやりました。
ユタカ君が
スーパー幼稚園児のD君に何とか勝とうとがんばるのですが、
今回も負けてしまい、通算6連敗(0-6)となってしまいました。
対局後、
「なんでそんなに強いの?」
と教えを請いていました。
将棋の世界では、年齢はあまり関係がありません。
小学校3年生だろうが、年長児だろうが自分より強い人に教えてもらう
謙虚な姿勢が自分を強くします。
どうやら局面は下記のようになったようでした。

実は、この局面もどっちの番でも終わっている局面なのです。
仮に下(森側)の手番だとすると、

まずキリンでゾウを取ります。

当然ライオンで取り返しますが、

ゾウを打たれてしまいます。
ここにゾウを打つのを、「ゾウ無双(むそう)」というそうです。
ライオンが後ろに下がるしかなく、

キリンをただで取られてしまいます。
こうなると、駒損が大きく、上(空側)にはまず勝ち目はありません。
(形勢判断についてはコチラを参照してください)
幼稚園児で誰からも教わっていないのに、この形を理解できているのは、
驚異的だと思います。