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お子様にお勧めの将棋の本 2冊目 3手詰入門ドリル
羽生の1手詰を数回解き終えて、次の本に進む場合にお勧めなのが、今回紹介する

3手詰入門ドリルです。

将棋3手詰入門ドリル―簡単な問題から実戦形式まで、反復して「勝つ形」を覚えよう!将棋3手詰入門ドリル―簡単な問題から実戦形式まで、反復して「勝つ形」を覚えよう!
(2008/04/08)
椎名 龍一

商品詳細を見る


お勧めの理由は2つあります。

①まず1手詰の問題があり、その下に1手詰の問題から1手だけ戻した3手詰の問題がある。

②後半に実戦詰将棋問題がある。



この本は、前半は普通の詰将棋の問題集となっており、

後半は全部の駒の配置がある実戦詰将棋となっています。


①についてですが、1手詰めからいきなり3手詰にステップアップすると、初級者の子供には、

かなり難しく感じる問題が多くなってしまうと思います。

この本の前半部分では、ページ上部で、まず、1手詰めの問題があり、

ページ下部で、上部の問題を1手だけ難しくした3手詰の問題が掲載されています。

つまり、順番に解いていけば、最初に詰め上がり図がわかるので、

ストレスなく3手詰を解いていくことができます。慣れてくれば、上部の1手詰は解かずに、

いきなり下部の3手詰を解くようにしていけば、普通の3手詰めの問題集として使えます。


②についてですが、

初心者の子は、ある程度詰将棋を解けるようになっても、実戦ではなかなか詰み筋を見つけることができません。

これは、普通の詰将棋が部分図であり、全体図で考えることに慣れていないからです。

実戦では、詰んだと思っていても、実は遠くから、角や飛車のような線駒が効いていて、詰まない

というようなことも多々あります。

実戦では、常に局面の全体を把握する必要があります。

その訓練にこの本の後半部分の実戦詰将棋問題は最適だと思います。

ただ、この本の実戦詰将棋は全て3手詰となっているので、

前半のドリルを全て解けるようになっていても、少し難しく感じる子が多いと思います。

もう少しじっくり勉強していきたい方には、この本の姉妹本で1手詰入門ドリルというのがあります。

将棋1手詰入門ドリル将棋1手詰入門ドリル
(2007/10/06)
椎名 龍一

商品詳細を見る


こちらは後半部分の実戦詰将棋問題が全て1手詰めですので、羽生の1手詰を全部解けるようになった位の子には

ぴったりの問題集だと思います。







将棋の本 | 09:13:12 | トラックバック(0) | コメント(0)