fc2ブログ
 
■プロフィール

shin-ito

Author:shin-ito
シンキング!シンチャンネル

■最新記事
■フリーエリア

■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

詰将棋検定の改良
昨日は移動中の新幹線でずっと電王将棋トーナメントという最強のコンピューターを決める大会を見ていました。
1年間でさらに強くなっていて、人間とは別次元の強さになっていること、将棋が強くなる上での、読みの精度と深さの大事さ等をを改めて実感しました。

詰将棋を考える際には、読み抜けのないようにあらゆるパターンを横断的に考え、その上で深く考えていくので、実生活で忘れ物が減ったり、仕事上のミスが減ったりという効果もあると思っています。


詰将棋の重要性は、いつも教室やこのブログでも書いていますし、
教室でも毎回詰将棋検定を開催しています。
ただ、いまいち本気になっていないような子達もいるようなので、少しやり方を考えていました。

前々回から「2名以上合格者がいなければ全員降級」という条件をつけましたが、
次回からより棋力向上に役立て、子ども達のやる気も上がるように、もう少し改良を加えます。
ご興味のある方はご覧ください。




【改良点①】 詰将棋検定の問題は毎回持ち帰り可能
今までは、教室の時間内(5分)に解かなければダメで、基本的に持ち帰りは禁止ということにしていましたが、次回からはできなかった問題は全て持ち帰ることができるようにします。
ただ、他人から答えを聞いたりしていては強くならないですし、降級の際に自分で解くこともできないので、
なるべく自分で考えるようにしてほしいです。
ヒントなどは言われれば教えるかもしれません。


【改良点②】十段までの問題を作成
今までは、四段までしか問題がなく、それが難し過ぎるため、
初段超えた子達は詰将棋検定はやめていました。
しかし、持ち帰りが可能ということならば、家で盤を使ってじっくり考えてくることができるので、
相当難しいものまで出題できます。
先日、史上最年少でプロ棋士になった藤井聡太四段も、強くなった秘訣聞かれ「ずっと詰将棋を解いてきた。それで終盤が強くなったのかな」と言われてます。
毎週、課題の詰将棋を考えていくということは、棋力向上の上でもとても良いことだと思います。

とりあえず十段までの問題を用意しましたが、十段合格者が出れば、二十段でも三十段でも問題は用意していこうと思います。
毎週難問を家で考えてくる子が強くならないわけがないです。


【改良点③】16名以上参加の場合には、3名以上合格者がいなければ全員降級
強い子達の詰将棋検定が復活して、問題の持ち帰りが可能なのでおそらく詰将棋検定有段者の子達は、毎回しっかり解いてくると思います。
そうなると2名以上で降級は条件が甘すぎるので、3名以上の合格者がいなければ降級という条件にします。
ただ、その回ごとの参加者の状況をみて、2名にするか3名にするかは判断します。

「みんなを降級から救うために自分が詰将棋をがんばろう!」という勇者がたくさんでてくるのを待っています。

降級と言っても、悲しい出来事ではなく、みんなで昔解けた問題を復習する機会ができて良かったということです。
最高到達級の記録がなくなるわけではないですし、棋力がきちんとついていればすぐに元の級に戻ります。



以上私のメモと、
詰将棋検定の級をとても気にしている子達もいるので、その子達に向けて書きました。

やってみて難しいようでしたらまた改良していきます。

未分類 | 09:47:39 | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する